「皇国の守護者」は佐藤大輔の小説です。後に作中において歴史上の人物となる新城直衛を主人公とした、皇国と帝国の間の戦争を描いた物語です。舞台は現実よりも少しファンタジックです。テレパシーのような能力である「導術」を使う者や、知性を持った「天龍」、動物としての「翼龍」などが存在し、技術の発展は現代よりも少し昔の水準です。銃は既に存在しますが、まだ火薬と弾丸が分離しており、銃口から先込めして火打石で着火する、所謂フリントロック式の銃です。蒸気機関も既に発明はされているものの、まだ一般的ではないというようなレベルです。現在9巻まで出ており、続刊は予定されているようですが、しばらく新刊が出ていません。9巻では、帝国を一時退け、皇国の内紛が終わった状態であり、まだ皇国と帝国の戦争には最終的な決着がついていません。しかしながら、それまでに登場した皇国内部の人間関係などの伏線に対して概ね決着がついた節目と