ブックマーク / www.afpbb.com (23)

  • ノーベル平和賞の国民対話カルテット、各組織へのメダルは有料に

    2010年ノーベル平和賞のメダル(2010年12月10日撮影、資料写真)。(c)AFP/SCANPIX/Berit Roald 【12月3日 AFP】ノルウェーのノーベル研究所(Nobel Institute)は2日、今年のノーベル平和賞(Nobel Peace Prize)を受賞したチュニジアの「国民対話カルテット」に対し、メンバーの間で「ねたみ」が生じないよう、それぞれにメダルを授与すると発表した──。ただし、メダルは有料になるという。 今年の平和賞は10月9日、2011年の「アラブの春」後の民主主義の構築に貢献したとの理由で国民対話カルテットへの授与が決まった。 しかし、同カルテットは4組織から構成されており、各組織とも個別にメダルが授与されることを希望している。 ノーベル研究所のオラブ・ヨスタド(Olav Njolstad)所長は、カルテット側からの依頼で、さらに4個のメダルが作ら

    ノーベル平和賞の国民対話カルテット、各組織へのメダルは有料に
  • 「クローン工場」建設の中国科学者、ヒト複製の野心語る

    中国・天津にある施設で保育器に入れられる、クローン技術で生まれた子犬。ボヤライフ・グループ提供(2014年9月24日撮影、15年12月1日提供)。(c)AFP/BOYALIFE GROUP 【12月3日 AFP】世界最大のクローン工場の建設を進めている中国人科学者が、AFPの取材に応じ、ヒトのクローンをつくれるほど高度な技術を持っているものの、世間の反応を恐れて実行に移していないだけだと語った。 この巨大工場は、中国北部の湾岸都市・天津(Tianjin)で同国のバイオテクノロジー企業ボヤライフ・グループ(Boyalife Group、博雅幹細胞集団)が提携企業と共に建設を進めているもので、向こう7か月以内に操業を開始し、2020年までに年間100万頭の牛を生産することを目指している。 しかし牛のクローンは、ボヤライフの許曉椿(Xu Xiaochun)会長(44)が持つ野心のほんの始まりにす

    「クローン工場」建設の中国科学者、ヒト複製の野心語る
  • 小鳥の「高速タップダンス」求愛行動、雌雄で初観察 研究

    【11月20日 AFP】アフリカに生息する、一夫一婦でつがいになる小鳥が、人間の目には見えないほど高速でタップを踏むとの研究結果が19日、発表された。入念な求愛の儀式で披露されるこのダンスは、雄と雌の両方が行うという。 「ブルーキャップド・コルドンブルー(Blue-capped Cordon-bleu、ルリガシラセイキチョウ、学名:Uraeginthus cyanocephalus)」の印象的な名前を持つこの鳥の高速での足踏み動作は、高速度ビデオカメラを用いた動画撮影で、今回、初めて観察された。 人間に目には、止まり木で素早く1回飛び跳ねるように見えるだけだが、実際には、100分の6秒(60ミリ秒)ごとに3回タップを踏むスピードで脚を動かしていることを、ドイツと日の生物学者チームが発見した。 またステップのタイミングについては、鳥のさえずりと調和がとれているように思われたという。 この素

    小鳥の「高速タップダンス」求愛行動、雌雄で初観察 研究
  • 動画:断熱シートで覆われるローヌ氷河 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

    【10月12日 AFP】スイス・グレッチ(Gletsch)近郊のローヌ氷河(Rhone Glacier)は、遠くから見れば自然のままだ。しかし、近くからよく見てみれば、その表面は氷の融解を防ぐために白いシートで覆われている。(c)AFP

    動画:断熱シートで覆われるローヌ氷河 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
  • 4800万年前のウマの胎児化石、世界最古と確認

    4800万年前の妊娠した雌のウマの化石。(c)Senckenberg / http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/ 【10月8日 AFP】4800万年前の妊娠した雌のウマの化石の分析を行っていた研究チームは7日、この化石が、これまでに知られている同類のものとしては最古のものであることを明らかにした。この化石には、非常に保存状態の良い子宮組織も残っていた。 化石は、2000年にドイツで発見されたもので、最近、科学分析が終了し、論文がオープンアクセスの米科学誌「プロスワン(PLoS ONE)」に掲載された。 学名でEurohippus messelensisと呼ばれるこのウマは、現代のウマの早期の近縁種で、小型犬ほどの大きさだったと考えられている。 胎児の大きさは、体長12.5センチほどで、頭蓋骨がつぶれている以外に損傷はほぼなかった。研究チームは

    4800万年前のウマの胎児化石、世界最古と確認
  • 恐竜絶滅の原因、小惑星衝突と火山噴火の両方 米研究

    ドイツ東部クラインウェルカの恐竜パークに展示された実物大のティラノサウルス模型(2014年3月5日撮影、資料写真)。(c)AFP/DPA / ARNO BURGI 【10月2日 AFP】約6600万年前に起きた大規模な小惑星衝突が激しい火山噴火を連続的に誘発し恐竜の絶滅につながったとする研究結果を1日、米大学の研究チームが発表した。 恐竜絶滅の原因をめぐっては、科学者らの間で多くの議論が交わされてきたが、米科学誌サイエンス(Science)に発表された米カリフォルニア大学バークレー校(University of California, Berkeley)の最新研究結果は、小惑星衝突か火山噴火の一方ではなく、両方の事象が原因だとしている。 同大の研究チームは、インドにある火成活動の痕跡「デカントラップ(Deccan Traps)」の溶岩流を調査し、これまでで最も精度の高い年代測定を行った。そ

    恐竜絶滅の原因、小惑星衝突と火山噴火の両方 米研究
  • トラ襲撃で飼育員死亡、動物園は殺処分しない方針 NZ

    独ベルリンの動物園が飼育する雄のスマトラトラ(2014年3月27日撮影、資料写真)。(c)AFP/JOHN MACDOUGALL 【9月21日 AFP】ニュージーランドの動物園で20日、この動物園で飼育されているスマトラトラに襲われて女性飼育員が死亡する事故が起きた。動物園側は、事故がトラの「能」に起因するものとして、このトラを殺処分にはしない方針であることを発表した。 オークランド(Auckland)ハミルトン(Hamilton)にあるハミルトン動物園(Hamilton Zoo)で20日朝に起きた事故では、経験豊富な女性飼育員サのマンサ・クデワ(Samantha Kudewah)さんが雄のスマトラトラのオズ(Oz)に襲われ死亡している。 運営にかかわる同市市議会は21日、クデワさんの死を悲しい事故とする一方、オズを殺処分にしたところで得るものは何もないとの考えを発表した。 市議会は発表

    トラ襲撃で飼育員死亡、動物園は殺処分しない方針 NZ
  • 米イスラム教徒少年、自作時計で拘束され波紋 大統領から招待も

    アフメド・モハメド君が作った時計。米テキサス州アービング警察提供(2015年9月16日提供)。(c) AFP/IRVING POLICE DEPARTMENT 【9月17日 AFP】米テキサス(Texas)州の学校で今週、学校に持ち込んだ手製の時計を教師に爆弾と勘違いされたイスラム教徒の男子生徒が、警察に拘束される騒ぎがあった。ネット上などでは、イスラム教徒に対する偏見だとして、警察や学校への批判が殺到。男子生徒の元には一般からの多数の支持の声が集まり、ホワイトハウス(White House)やグーグルGoogle)、フェイスブック(Facebook)への招待も届いている。 アフメド・モハメド(Ahmed Mohamed)君(14)は、地元紙ダラス・モーニング・ニュース(Dallas Morning News)とのインタビューで、「僕の趣味は物を発明すること」と語り、先生を感心させようと

    米イスラム教徒少年、自作時計で拘束され波紋 大統領から招待も
  • 米国成人の約半数が糖尿病か「予備軍」、研究

    糖尿病患者にインスリン注射の打ち方を教える看護師(右)。米コロラド州デンバーで(2012年3月26日撮影、資料写真)。(c)AFP//Getty Images/John Moore 【9月9日 AFP】米国の成人人口の約半数が糖尿病、または糖尿病予備軍であることが8日、発表された論文で明らかになった。ただし、糖尿病患者の数は、過去数十年にわたって増加を続けていたが、現在は横ばいの傾向にあるという。 米国医師会雑誌(Journal of the American Medical Association、JAMA)に掲載された論文によると、2011~12年に、米国の成人人口の40%近くが糖尿病の前段階にある「予備軍」で、12~14%が糖尿病を患っていたという。 糖尿病患者の割合は、ヒスパニック系が22.6%と最も高く、その後にアフリカ系の21.8%、アジア系の20.6%と続いている。白人の調査

    米国成人の約半数が糖尿病か「予備軍」、研究
  • ハーフタイムショーで「男性器」、米大マーチングバンドに非難

    米ロサンゼルスで開かれたESPY賞授賞式の舞台裏でポーズを取るカンザス大学マスコット「ジェイホーク(2012年7月11日撮影、資料写真)。(c)AFP/Getty Images/Jason Merritt 【9月9日 AFP】米カンザス州立大学(Kansas State University)は8日、5日に行われたアメリカンフットボール開幕戦のハーフタイムショーで、同大学のマーチングバンドが取った隊列が巨大な男性器に見えるとソーシャルメディアで非難が相次いだ事を受けて謝罪し、5000ドル(約60万円)の制裁金を払うと明らかにした。 同バンドによると、ショーは対戦相手の米カンザス大学(University of Kansas)のマスコット「ジェイホーク(Jayhawk)」が、SFシリーズ「スター・トレック(Star Trek)」に登場する宇宙船「USSエンタープライズ(USS Enterpr

    ハーフタイムショーで「男性器」、米大マーチングバンドに非難
  • 3万年前の新種巨大ウイルス蘇生へ、シベリア永久凍土で発見 研究

    巨大ウイルス「Mollivirus sibericum」の細胞。仏国立科学研究センターおよび仏エクス・マルセイユ大学医学部提供。(2015年9月7日提供)。(c)AFP/Genomic Information Laboratory Director and structural Marseille/CNRS/Aix-Marseille University School of Medicine 【9月9日 AFP】仏研究チームは、ロシア・シベリア(Siberia)の永久凍土で採取された3万年前の巨大ウイルスを蘇生させる計画を発表した。気候変動が原因で、危険な微小病原体が目を覚ます可能性があると同チームは警鐘を鳴らしている。 米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)に今週、掲載された研究論文で、研究チーム

    3万年前の新種巨大ウイルス蘇生へ、シベリア永久凍土で発見 研究
  • 火星無人探査車、ローアングルのセルフィー NASA

    火星無人探査車「キュリオシティー」に搭載された火星拡大鏡撮像装置がターゲットの岩場「バックスキン」で撮ったセルフィー(2015年8月5日撮影)。(c)AFP/NASA/JPL-CALTECH/MSSS 【8月21日 AFP】米航空宇宙局(NASA)はこのたび、火星無人探査車「キュリオシティー(Curiosity)」に搭載された火星拡大鏡撮像装置(Mars Hand Lens Imager、MAHLI)が、ターゲットの岩場「バックスキン(Buckskin)」で撮影したセルフィーを公開した。バックスキンは7回目の岩石サンプルが採取された場所で、シャープ山(Mount Sharp)のふもとにあるマリアス峠(Marias Pass)に位置する。今回公開された写真は、キュリオシティーが火星で作業を開始してから1065日目にあたる、今月5日に撮影した多数の写真をつなぎ合わせたもの。これまでとは違い、ロ

    火星無人探査車、ローアングルのセルフィー NASA
  • 大量絶滅、全生物種が危機的状況に 研究

    シリア国境付近のトルコの町スルチの人々(2014年9月25日撮影、文とは関係ありません)。(c)AFP/BULENT KILIC 【8月12日 AFP】大量絶滅期には地球上のどの優占種も、ある特定の場所に生息する弱小生物と同様に多大な影響を受け、脆弱であるとした研究論文が11日、発表された。 英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)に掲載された研究論文によると、過去5億年の間に地球では絶滅期が5回起きているとされる。そして現在、6回目の大量絶滅期を迎えているとされており、これは人類にとってはありがたくない可能性がある。 前回の絶滅期は6600万年前に起きた。巨大な小惑星が、1億5000万年続いた恐竜時代に終止符を打ったと考えられており、絶滅のプロセス自体は比較的短期間だったとされる。 研究論文の主著者で、英リーズ大学(University o

    大量絶滅、全生物種が危機的状況に 研究
  • 福島原発事故、精神的打撃が尾を引く 研究

    東京電力福島第1原子力発電所1号機で解体される建屋のカバー(2015年7月28日撮影)。(c)AFP/TEPCO 【7月31日 AFP】2011年の東日大震災に伴う福島第1原子力発電所事故によって健康面への影響が尾を引くと予想されるのは、身体的打撃よりも精神的打撃だとする研究論文3件が31日、英医学専門誌ランセット(Lancet)に発表された。 3の研究論文はさらに、精神衛生上の悪影響について、地震の混乱による精神的外傷(トラウマ)や有害な放射能に対する不安感だけでなく、自治体および保健衛生当局の危機管理上の欠陥にも起因していると述べている。 福島第1原発のメルトダウン(炉心溶融)は、原子力の出現以降、国際的な事故評価尺度(INES)で「レベル5」以上に至った5大事故の一つとなった。この事故で同原発から半径30キロ以内の17万人が避難。2014年の調査時点では、避難した2万世帯以上のう

    福島原発事故、精神的打撃が尾を引く 研究
  • 有害物質運ぶ列車が脱線・炎上、住民5000人避難 米テネシー州

    米ケンタッキー州ワースビルにある線路(2014年1月6日撮影、資料写真)。(c)AFP/Getty Images/Luke Sharrett 【7月2日 AFP】米テネシー(Tennessee)州メリービル(Maryville)近郊で1日深夜、有害化学物質を運ぶ列車が脱線・炎上し、近隣住民約5000人に避難命令が出された。地元消防当局が2日、明らかにした。 地元消防隊の隊員によると、列車には呼吸器障害の原因となる可燃性の有毒化合物「アクリロニトリル」や液化石油ガス(LPG)が積載されていた。現在、呼吸器を装着した消防隊員が住宅を一軒ずつ巡回して、避難を指示しているという。 現場では、アクリロニトリルの危険性を考慮して消火活動は行われておらず、危険物処理班の出動が要請された。(c)AFP

    有害物質運ぶ列車が脱線・炎上、住民5000人避難 米テネシー州
  • 世界初の陰茎移植患者、恋人が妊娠 南ア

    陰茎移植手術を行う南アフリカ・ステレンボッシュ大学の医師ら。(c)AFP/AFPTV/JENNY GOLDHAWK-SMITH 【6月12日 AFP】わずか数か月前に陰茎移植手術の世界初の成功例となったばかりの南アフリカの男性(21)が、近々父親になることになった。担当医が12日、明らかにした。 移植手術チームを率いたステレンボッシュ大学(Stellenbosch University)の泌尿器科医アンドレ・ファンデルメルベ(Andre van der Merwe)氏はAFPの取材に、「男性から、交際相手の女性が現在、妊娠4か月ほどだとの報告を受けた」「彼の陰茎が合併症もなく正常に機能していることを喜んでいる」と語った。 3年ほど前に割礼の失敗が原因で陰茎の切断手術を受けた男性は昨年12月11日、ケープタウン(Cape Town)のタイガーバーグ病院(Tygerberg Hospital)

    世界初の陰茎移植患者、恋人が妊娠 南ア
  • 「標準理論」裏付ける新証拠、30年来の実験で確認 CERN

    スイス・ジュネーブ近郊メイランにある欧州合同原子核研究機構の「大型ハドロン衝突型加速器」を点検する科学者(2013年7月19日撮影)。(c)AFP/FABRICE COFFRINI 【5月14日 AFP】欧州合同原子核研究機構(European Organisation for Nuclear Research、CERN)の科学者チームは13日、30年近くに及ぶ努力の末、宇宙に関する主要理論をさらに裏付ける証拠となる「素粒子の変化」を検出したと発表した。 研究チームによると、世界最大の粒子加速器「大型ハドロン衝突型加速器(Large Hadron Collider、LHC)」での実験で、中性B中間子が崩壊して一組のミュー粒子(ミューオン)に変化する、極めてまれな現象の観測に成功したという。ミュー粒子は電子の仲間の素粒子で、電子より質量が大きい。 英科学誌ネイチャー(Nature)に発表され

    「標準理論」裏付ける新証拠、30年来の実験で確認 CERN
  • ごみ収集時に発見のミイラ、展示へ パリ郊外

    仏パリ郊外リュエイユ・マルメゾンの博物館に展示されるエジプトの少女のミイラ(2015年5月11日撮影)。(c)AFP/JOEL SAGET 【5月12日 AFP】フランス・パリ(Paris)の西に位置するリュエイユ・マルメゾン(Rueil Malmaison)の博物館でこのたび、エジプトの5歳の少女のミイラが展示されることになった。このミイラは2001年、清掃作業員がごみ収集時に発見したもので、その後、修復作業が行われていた。(c)AFP

    ごみ収集時に発見のミイラ、展示へ パリ郊外
  • アマゾン先住民、抗生物質耐性持つ遺伝子約30種を確認

    ベネズエラ南部のアマゾンに住む先住民ヤノマミの女性(2012年9月7日撮影)。(c)AFP/Leo RAMIREZ 【4月25日 AFP】南米ベネズエラのアマゾン(Amazon)で暮らす先住民ヤノマミ(Yanomami)は、これまで外界との接触がほとんどなかったにもかかわらず、抗生物質耐性を持つ遺伝子約30種を保持するとの研究結果が、17日の米科学誌「サイエンス(Science)」電子版に発表された。 ヤノマミの人々の存在は、2008年に初めて上空から確認された。09年にベネズエラの医療チームが集落を訪れ、34人から肌や口内の粘膜、便などのサンプルを採取した。そして体内や体表上に生息するバクテリアや菌類、ウイルスなどの細菌叢(さいきんそう、マイクロバイオーム)について調べたところ、ベネズエラやアフリカ・マラウイの先住民と比べ、ヤノマミの人々の細菌叢は、はるかに多様性に富んでいることが分かっ

    アマゾン先住民、抗生物質耐性持つ遺伝子約30種を確認
  • 世界初の遠隔式航空管制施設、スウェーデンで運用開始

    スウェーデン・ストックホルムの空港から飛び立つ航空機(2010年9月15日撮影、資料写真)。(c)AFP/SCANPIX/LEIF R JANSSON 【4月22日 AFP】スウェーデンは21日、世界初となる遠隔式の航空管制施設を、北部のエルンシェルツビク(Ornskoldsvik)空港に開設した。航空管制当局が同日発表した。 スウェーデンの航空管制業務公社(LFV)はツイッター(Twitter)で、現地時間21日正午(日時間同日午後7時)頃の着陸前に航空機から撮影した写真とともに「世界初の遠隔式管制サービスによる着陸だ」とのコメントを発表した。 航空機は同国スンスバル(Sundsvall)から、北方約150キロのエルンシェルツビクまで飛行した。離陸と着陸は、ともにスンスバルにある航空管制施設の誘導で行われた。 LFVによると、エルンシェルツビクの遠隔管制施設は、カメラとセンサーを使って

    世界初の遠隔式航空管制施設、スウェーデンで運用開始