ゆるパイとは? 旅行や出張で、おみやげのお菓子を買う。その時「へえ、この土地にも、うなぎパイみたいなご当地パイがあるのか」と面白がって買った方は多いと思う。実は、こういったパイは全国に存在するのだ。饅頭、煎餅といった伝統菓子と違い、「パイ」は日本の風土にとって新参者だ。「こうあらねばならない」というルールがない。ゆえに、自由奔放に…というか勝手気ままにというか…、ほとんど思いつきのような気軽さで、いろいろなご当地食材とコラボしてしまう。時に食材以外ともコラボする。そのコンセプトの「ゆるさ」が、お菓子の魅力となっているのだ。ゆえに、これを「ゆるパイ」と名付けた。みやげ菓子には「味」「その土地らしさ」に加え、「ウケる」というベクトルもあることを忘れてはいけない。この「ウケる」の部分を重要視したのが、全国各地の愛すべきご当地パイ=ゆるパイなのだ。そんなゆるパイたちを47都道府県から集めた本邦初の