こんにちは、「ミノハラ製作所」の蓑原です。「U&Iターンの理想と現実:鳥取編」、第1回は鳥取県の暮らし、第2回は鳥取県の企業風土や鳥取県人の働き方を紹介しました。 今回は、田舎の経営者が日々感じること、中小企業庁のデータから読み取る鳥取県の問題点を紹介し、ITエンジニアの皆さんへの「田舎での働き方」を提案します。 とても深刻な「鳥取県の事業継承問題」 前回、鳥取県の企業は、団塊世代の創業社長と経理の奥さん、息子世代が専務という企業が多いことを書きました。 「息子世代」がいればまだいいのですが、いない会社も多くあります。息子世代が都会に出て帰って来ない家もたくさんあります。このように、後継者がいないために創業者の代で廃業する企業が、鳥取では後を絶ちません。 鳥取県の後継者問題はかなり深刻で、後継者不在率は、都道府県別で5番目に高い73.2%、社長の年齢が60歳代以上の会社が311社もあるそう
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