首都大学東京は19日、教務課が管理するハードディスクの設定ミスで、合格者の名簿や学生の成績など、延べ約5万1千人分の個人情報が外部から閲覧可能な状態になっていたと発表した。現時点で悪用などの被害は確認されていないが、これまでインターネットを通じて約1千件のアクセスがあり、外部に流出した可能性もあるという。 大学によると、閲覧可能だったのは平成22~26年度の個人情報が多く、合格者約1万人分の名簿(住所、電話番号、生年月日)のほか、学生の修得単位数や成績、英語のクラス分けに使うTOEICの点数などが含まれていた。また、教職課程の履修者、教員免許の更新のため講習を受けた中学・高校教諭の名簿などもあった。 設定ミスがあったのは課内でデータを共有する「NAS(ネットワーク接続ストレージ)」と呼ばれるハードディスク。業者を通じて昨年8月に交換した際、ネット上で一般的にダウンロードなどに使われる通信方
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