大阪・新世界の通天閣(高さ103メートル)を運営する通天閣観光は24日、不況にあえぐ大阪を元気づける二足歩行ロボット「通天閣ロボ」を製作すると発表した。 費用は約1000万円で、日本橋の電気部品会社と協力して来年3月の完成を目指す。 軽金属製で身長1メートル71、体重30キロ。通天閣を60分の1にした形で、展望台部分が顔になる。バッテリーとモーターで歩行し、腕や頭が動くほか、声も出せるようにするという。 完成後は、観光大使として東京タワーなど各地のタワーを巡って大阪をアピールするといい、記者会見した通天閣観光の西上雅章社長(59)は「もちろん、鋭い“ツッコミ”ができるようにします」。