展示風景より、手前がディコロナイジング・アーキテクチャー・アート・レジデンシー(DAAR)《レフュジー・ヘリテージ》(2015-18)、奥がスウィート・ウォーター・ファウンデーション《Re-Rooting + Redux》(2019) Courtesy of Chicago Architecture Biennial /Kendall McCaugherty, 2019 「...and other such stories」と題された今回の「シカゴ・アーキテクチャー・バイエニアル」では、「建築がどのようにコミュニティ・都市・環境を形成するのか」が追求されている。22ヶ国から80以上の出展者が参加。シカゴ文化センターを中心に、市内にある複数の施設で、彼らのプロジェクトや活動が紹介されており、かなり見ごたえのある内容となっている。 バイエニアルの最大の特徴は、「建築」を建造物としてだけで