2009年09月29日 アフロ・ディズニー アフロ・ディズニー クチコミを見る 菊地成孔の慶応の講義の本なんですけど。 読みました。 面白いところも詰まんないところもあるのですが。 つまらないところの一番重要な点としては、この本の肝になっている、最近のファレルの音楽があんまり面白くないところにつきる。 ここで説得力が半減する。 日本のオタクとパリのモード界とブラックミュージックをつなぐ結節点としてファレルをもちあげているのだけど、たしかに人脈的にはおもしろいんだけど、音楽がそれほどなんということもない(HIPHOPとパンクグランジ的なイメージをミックスしたといってるが、M.O.Pとかが昔やってなかったか?そもそもランDMCとか、いるじゃん)。 話しとしては整合性があって面白いけど、実際の現実と較べると、あれっ、となる。 これは、菊地が1種であることに、起因してる。 ひとつに