7日に投票が行われた大阪府知事選挙と大阪市長選挙は、ともに、いわゆる「大阪都構想」の推進を訴えた大阪維新の会が制しました。一方、あわせて行われた大阪府議会議員選挙では、大阪維新の会が過半数を獲得することが確実となったものの、大阪市議会議員選挙では、過半数の議席を獲得できないことが確実となっています。 いわゆる「大阪都構想」の是非が争点となった大阪府知事選挙は、構想の実現を掲げた大阪維新の会の新人で前の大阪市長の吉村洋文氏が、構想に反対し、自民党と公明党大阪府本部が推薦した元副知事の小西禎一氏を抑え、初めての当選を果たしました。 さらに、大阪市長選挙は、大阪維新の会の新人で前の大阪府知事の松井一郎氏が、新人で自民党と公明党大阪府本部が推薦した元大阪市議会議員の柳本顕氏を抑えて当選を果たし、大阪維新の会がダブル選挙を制しました。 一方、あわせて行われた定員88人の大阪府議会議員選挙では、大阪維