函館市企業局は28日、市電でICカード乗車券「イカすニモカ」を利用した際に付与される乗車ポイントの廃止を検討していると明らかにした。電気料金や資材価格の高騰で収支が悪化しているため。...
自民党の長谷川岳参院議員(道選挙区)の言動について、鈴木直道知事が幹部職員に聞き取りを行い、威圧的と受け止めた職員が複数いたことを明らかにした。
シカの食害から守るために白い不織布に覆われたニセアカシアの苗木が並ぶ釧路湿原。異様な光景に驚く観光客も多い 【鶴居】釧路管内鶴居村が、釧路湿原国立公園内の村有地に国の「生態系被害防止外来種」に選定されているニセアカシア600本を植樹していたことが分かった。植樹場所は湿原中心部で、環境省は「生態系を侵す恐れがある」として村に原状回復を要請した。村は「認識が甘かった」として原状回復に向けた検討を始めた。 ニセアカシアは北米原産のマメ科の落葉樹。繁殖力が強く、草地で増えやすい。ミツバチが蜂蜜をつくるために蜜を集める「蜜源植物」として知られる。 村は6月11日、森林整備の一環として、ヨシ原が広がる湿原の天然記念物指定地域から300メートルほど離れた丘陵地に樹齢2~3年のニセアカシアを植樹。その上でシカの食害から守るために白い不織布(ふしょくふ)で覆った。植樹費用は95万円。村によると、潮風が当たる
御嶽山噴火 わずかな変化も前兆だ (09/29) 長野、岐阜の両県にまたがる御嶽山(おんたけさん)(3067メートル)が噴火した。 「日本百名山」の一つに数えられ、紅葉の季節だ。登山客でにぎわっていた山頂付近や山小屋を火山灰や噴石が襲った。 心肺停止が確認された人を含め、死傷者が多数出て、連絡が取れない人もいる。痛ましい限りだ。 政府や関係機関は捜索と救出に全力を挙げてもらいたい。 御嶽山の噴火は、ごく小規模だった2007年以来だ。気象庁は5段階の「噴火警戒レベル」を従来の「1(平常)」から「3(入山規制)」に引き上げた。 噴煙に含まれる有毒ガスなどによる二次災害のほか、同規模の噴火が再発する懸念もあるという。 1979年の噴火では火山灰が広範囲に降り、関東地方でも観測された。厳重な警戒が必要だ。 気象庁は「今回のような規模の噴火は予測できなかった」とする。ただ、兆候が全くなかったわけでは
北海道新幹線、駅前再開発の遅れ鮮明 ホテル建設凍結、投資呼べず危機感 (05/23 10:00) 駅前商業地(手前)への進出企業が決まらない北斗市の新函館(仮称)駅=4日、本社ヘリから 【函館、北斗、木古内】JR北海道が函館駅と北海道新幹線新函館(仮称)駅前で検討していたホテル建設を見送ったことで、残り2年を切った新幹線開業に合わせた関連駅周辺の再開発の遅れが鮮明になった。函館駅前で進むのは商業ビル「旧和光ビル」の建て替え工事のみ。北斗市の新函館駅前も進出を決めた企業はゼロのままだ。建設費高騰が工事見送りの主な原因だが、新幹線開業を前に投資を呼び込めない現状に関係者は危機感を募らせる。 函館駅前では、今月の着工を目指していた洋菓子製造販売ペシェ・ミニョン(函館)の複合施設建設も見送られる方向だ。2010年12月の東北新幹線新青森駅開業時には、同駅から4キロ東にあるJR青森駅に隣接してJR東
大王の目覚め <奈落の海のはるか奥底にいにしえより/夢みることも侵されることもなく/クラーケンが眠る>。19世紀英国の詩人テニスンが、少年時代に書いた詩の一節という▼ここに出てくる<クラーケン>とは、北欧ノルウェーの海に潜むという伝説の怪獣。海面にその背を現せば、まるで島のよう。吐き出す液は海を黒く染め尽くすと伝えられるところから、正体は巨大なイカやタコとの説もある▼昨年話題となり、今年になっても日本海各地で漁網にかかっている「ダイオウイカ」は、クラーケンの有力モデルでもある。それにしてもなぜ、謎の深海生物といわれてきた“イカの大王”が、こうもたびたび姿を現すようになったのか▼大量に捕獲されるイカの群れに特攻隊員としての自らの戦争体験を重ね、平和への思索を深めた在野の哲学者に、波多野一郎(1922~69年)がいる▼<開発や搾取の対象としている相手が自分と同じ実存であることを忘れるとき、無慈
キラキラネーム 生まれた子に当て字を使ってアニメの主人公などの名前を付ける親が増えているという。判読が難しい、こうしたニュータイプの名前を「キラキラネーム」というそうだ。今年の「新語・流行語大賞」の候補語にも挙がっている▼「今どきの若い親は」と眉をひそめる人もいるだろう。「個性的でかわいい」と共感する人もいよう。多様な受け止め方があっていいと思うが、この人は「キラキラ」を許せないらしい▼自民党総裁の安倍晋三さんが先日、東京都内の講演でこう述べた。「キラキラネームをつけられた多く(の子供)はいじめられている。ペットではないのだから、そういう親も指導しなければいけない」(16日読売新聞)▼まるで「いじめられるような名前は付けるな」と言わんばかり。違うだろう。「いじめる側」が悪いに決まっている。“異質”を理由にいじめるような者をいさめるのが教育だ。これが政権を奪回し、得意と自負する“教育改革”に
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く