防犯カメラの顔写真の映像を公開するかを巡って議論を呼んだ古物店「まんだらけ」の窃盗事件で、警視庁は、千葉市に住む50歳の男を逮捕しました。男は、店から人形を盗んだ3日後に同じ商業施設内の別の店に人形を売っていて、その後、捜査員がその店で、盗まれた人形が売られているのを見つけ、男の特定につながりました。 アルバイトの岩間和俊容疑者は4日午後5時ごろ、「まんだらけ中野店」で、25万円で売られていた「鉄人28号」のブリキ製の人形を盗んだ疑いが持たれています。古物店は、岩間容疑者が持ち込んだ鉄人28号を6万4000円で買い取っていましたが、捜査関係者によりますと、盗まれたものと、かかとの部分の塗装が剥がれている特徴が一致しているということです。岩間容疑者は、「ショーケースのガラス戸が少し開いていたので盗んだ。売ってお金にするつもりだった」と容疑を認めています。