独デュッセルドルフ(Duesseldorf)で、花粉を集めるハチ(2014年6月2日撮影)。(c)AFP/DPA/ROLAND WEIHRAUCH 【11月26日 AFP】この数十年間でハチの生息数が減少しているのは、生態系の多様性が失われ、ハチが好む授粉植物が消失していることが主な原因だとする研究結果が24日、米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)に発表された。 オランダ・アルテラ研究所(Alterra Research Institute)の環境学の専門家、ヤルン・シェーパー(Jeroen Scheper)氏らの研究チームが、同国の自然史博物館に保存されていた1950年以前に採集された野生のハチ57種の体内に残っていた花粉を分析したところ、ハチが授粉する植物には一定の好みがあった。 研究によると、