宮崎駿さんと養老孟司さんの 『虫眼とアニ眼』を読みました 養老さんは、昭和12年 鎌倉生まれ 宮崎さんは、昭和16年 東京生まれ お二人とも私の父よりほんの少し上ですが、 戦後の日本の変化を 肌で感じてきたであろう お二人の対談です 最初の20ページほどに、 宮崎さんの考える理想の町が 細かく描かれているのですが それがとてもステキな町なのです タイトルには “ もう大きな家や財産はいらないから のびやかにくらしたい人のための町 ” と書かれていて、 人と人、人と自然が 断絶することなく ゆるやかにつながっています 町のいちばんいい場所には保育園があり、 そのとなりにお年寄りや 体の不自由な人たちのためのホスピス 人の人生の最初と最後に 楽しくて心地いい場所が 用意されているというのは とてもしあわせことだなぁと思います そして、住宅地、緑、空き地、 カフェや商店などが 全体的に ゆったり