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ブックマーク / www.milkstand.net (18)

  • 日々のIT危機管理レベルが問われるファーストサーバ障害復旧

    ファーストサーバの大規模障害の件は、データ復旧が不可能という発表があったそうだ。 大規模障害のファーストサーバ、「データ復旧は不可能」 大規模障害の概要と原因について(中間報告)(ファーストサーバサイト) 復旧レベルにもよると思うが、Linuxの場合、HDDから削除復旧をさせた時に、ファイル管理情報がすでに一致しない状態になると、仮にファイル実体が復旧しても、ファイル名、フォルダ名がわからなくなって、それがいったい何のファイルかわからない。共用サーバの場合は誰のファイルかわからないので、事業者側も、うかつに渡すことができない、など言ったケースにもなることもありうるので、基的に復旧は無理だろうなと思っていた。 今回は、専用サーバでも、ユーザー企業側のアクセス権限がないユーザーにもファイルが見えてしまうという指摘を受けたそうだが、一度消してしまったファイルである以上、それはある意味仕方のない

  • ソーシャルメディアは人間関係によってコミュニケーションの質に制約を受ける。

    「マイミク100人以上いる人って信用できないよね」 「連続ツイートしたらうざいのでやめてください」 「宣伝RTは見たくない、でもリムーブはしたくないのでRTをやめてください」 「Facebookに書くと相手のウォールを一定期間占有するので書きにくい。いいねがもらえなかったら寂しいし」 このような意見は、そのコミュニティの活動に制約をつける。、 要因としてはサイトの仕様の時もあれば、何故か生まれた謎のローカルルール的なところもある。 人それぞれのコミュニケーションの距離感や深さに応じて好きなサービスを使うのは大事なことなのだけど、「SNS疲れ」と言われる原因は大体、「他人との関係性」によって作られるものである。 わかりやすい例だと、ちょっと目立ってる人が言われる、 「あなたは影響力がある人だから、そんなことを書いてはいけない」 というもの。 実際は、当に影響力がある人は少なくて、ちょっとし

  • モバツイの広告の取り組みについて、発表資料の共有

    先日、マイクロアドさん主催のスマートフォンマネタイズナイトというイベントで発表したときのお話をここでもシェアしておきます。 モバツイは、広告による収益で運営していますが、掲載する広告は、広告代理店さんに評判になるぐらい厳選しています。しかし、そこにはソーシャルメディアとモバイル広告の現状が非常にミスマッチであると言う大きな問題があります。 その辺について人的コストをかけて守っているというあたりの話です。なかなかその辺のことを知る機会もないと思いますので、ご参考までに。 No.1 No.2 No.3 No.4 No.5 No.6 No.7 ※「アドネットワーク」というのは、Google Adsenseみたいにタグを貼っておけば広告が自動的に配信してくるシステムのことを言います。その他に、モバツイを指名して出稿していただく「純広告」というのがありますが、スマートフォンの主流はアドネットワークと

  • 身も蓋もなくなるインターネット

    フェイスブックの成功は、インターネットのインフラが新しい時代に入った事を感じさせられる。 以下は今更のことを書くが、 フェイスブックが実名性を取った事が成功要因なのではない。そのソーシャルグラフを友達関係に絞っているのが凄い。リアルな友達関係から、さらにリアルな友達関係の接続の輪を繋ぐために実名が必要だった、それだけだ。 その結果が7億人。 びっくりだ。 それに比べて、ツイッターは旧来のインターネットの世界である。さらに言えばパソコン通信から脈々と続いているハンドルネームの世界だ。 僕はこのオープンな世界は大好きだが、オープンが故に新しい出会いができるんだけど、できそうで、できない、という人間の難しさがフェイスブックとツイッターのユーザー数の差に繋がっていると考えられる。 さて、このリアルインターネットの世界だが、フェイスブックが7億人ものソーシャルグラフを構築するのにやった手として、実名

  • 予算と見積もりの話

    見積もりの際に、よく聞かれる言葉「予算はいくらですか?」という質問が苦手だ。 何故かというと、予算が決まってないことが多いから。 物理的に出せる金額が無尽蔵にあるわけはないので出せる金額の上限はある。しかし、多くのケースで適切なコストがわかってるほどプロではないものである以上は、そこで決める予算には、あまり意味もない。 達成しようとする目的に対して、かけられるコストが見合わないのであれば、そんなものは事業計画で決めるような「予算」とは違う。ただの上限金額だ。 だから必ずしも予算を決めてない。そして適切な予算はプロに教えて欲しいと思う。 しかし結果的に、値切ることになることが多い。 「予算はわからない」って言っても「見積もりを出すと、予算が出てくるんですよね」と言われたことがある。 その時は、笑ってごまかしたが、後々考えると、それは予算ではなくて、 「顧客が考えるその商品への価値」 だと思っ

  • 全文検索機能をつけたいWebサービスで必ず考慮したい1冊「Apache Solr入門」

    100万件以上の規模をデータを扱うWebサービスで、低コストで全文検索エンジンをサイトに組み込みたいと思った時に多く使われているのが、 1.MySQL + Senna 2.Apache Solr 3.Hyper Estraier 他にもあるかもしれませんが、この辺の選択肢なのかと思います。 どれも様々なところでの採用実績があるかと思いますが、今回は、日でも大規模なデータ量を活用する情報サイトでも活用されている(ことを僕が知っている)、Apache Solrのをいただいたので紹介してみたいと思います。 Apache SolorはオープンソースでPureJavaで作られている全文検索エンジンです。 サーブレットコンテナ上で動作し、Webサーバなどのクライアントからは、HTTPでリクエスト、レスポンスを処理します。 上記3種類の検索エンジンの違いとしては、Hyper Estraierは使った

  • ネットビジネスで商標は大事です。

    えがちゃん覚えとき。結局のところ類似サービスの距離感が近すぎることでのい合いから身を守るには、世の中、良くも悪くも商標しかない、という話もあります。 ねとらぼ:えがちゃんの「にせアメーバなう」3日で終了 - ITmedia News アメーバという名前で商標侵害の警告が来て終了、と。 んで、 ブクログ -web棚サービス- って言うサービスと、 JUGEMお知らせブログ | MonoColle(モノコレ)がリニューアル って言う機能が某同じ会社のサービスにあるんですが、この二つをミックスしたようなサービスが出てました。 BIGLOBE、コレクションを Web 上の“棚”で管理できる「MonoColle」を提供開始 - japan.internet.com Webビジネス 商標は調べてもネット事情は調べてないのか、あえて気にせずやってるのかはわかりませんが、似たようなサービスに、似たよ

  • 「正しい反論を得る」ことは重要なネットリテラシーの一つ

    例えば、大卒の人が高卒の人に向かって、切々と大学に行くべきだということを語ってはいけない。 (別にステータス自体は、院卒が大卒に、博士課程が院卒に、一部上場企業の人が中小企業に、シリコンバレーな人がドメスティックな人に、○○人が△△人に・・・でも比較対象はなんでも良い。) これは相手を見下すとかそういうことではなく、経験してない人には理解しえないところが必ずあるから。そして、取り戻せない過ぎ去った時間は、解決ができないから。 こういう言い方はフラットな構造のブログのような場で語るのはオススメしない。 もしその良さを語るのであれば、一般化するのではなく、あくまでも主観であることを前提に書く。個々の経験のスコープに留める。 そこを誤って、まるでそれが世界の常識のように書いてしまうと反感を買い、いわゆる「炎上」してしまう。 こういうケースでつく反論は、大体、書いた人にとっては、おおよそ「望まな

  • HTMLの質の追求は、モバイルがきっかけでブレイクする。

    Web標準を考えるというエントリーで、フルCSSが受託案件で堂々と使えるようになったのは、SEOという言葉が出てきたから、という言葉を書いたら、はてブに微妙な反論があった。 しかし、それは現場では間違いではなかった。 2002~2003年頃は、ネスケ4を切るための理由がなかったのだ。 ネスケ4を切るということは、少なからずユーザーを失うというビジネスマターの決断になるので、制作者の論理、HTMLの論理などという瑣末(あえて言ってみる)なことで、ビジネスの機会損失になることは許されない。 もし捨てさせたければ、ビジネスニーズvsビジネスニーズの取捨選択の決断が必要。 そこにハマったのが、MovableType(blog)とSEOだった。blogは、なんだかんだとUTF-8であることが求められるし、SEO対策のためにテーブルレイアウトが悪者とされることとなった。 ずばり、この二つのキーワードが

  • 人は必ずあなたより考えていないから。

    だからこそ、自分の思いを伝える努力をしなくてはいけない。 上司が考える。「部下は、こういうことをわかってくれない」 担当者が考える。「上司や周りの人は、自分の思っていることをわかってくれない」 お客さんに考える。「お客さんは、Webのことをわかってくれない」 blogでもめると考える。「なんで他の人は、自分が思ってることを理解してくれない」 こう考えると良いと思う。 「そのことを考えているあなたが、そのことについて一番考えている。あなたが今考えていることの先頭を走っている。だから、まだ周りはついてこれてない」 自分がたどり着いた結論が、いくら最適だと思っていても、他の人はそのことについて置き去りだ。 さもすれば情報の変化を与えると、変化に対する逆起電力が発生して、現状の安定を維持したくなって否定に走ってしまうのが人間というものだし、そもそもその変化の内容が、自分の権限範囲を超えていることも

  • 普通○○だから、××した方が良いというのは勘弁して欲しい。

    システム仕様の話でなく、施策レベルでの仕様を検討するときに「普通はこうなってるからこうした方が良い」と言われるのは勘弁して欲しい。 そこにある真実は2つ。 1.それがステレオタイプだったとしたら、それを真似をしたら存在価値が無くなることを示す。 物事に「ふつう」なんてものはない。 それがベストプラクティスと確実に言い切れるなら乗っても良いかもしれないが差別化要素を捨てたことになる。 世の中、サイトのレイアウトがほぼ同じ構成になっているのもそうだよね。 均質化の先、イノベーションにチャレンジしないことが、自分のキャリアパスにとって、どう影響するか?って考えてる人ってどれぐらいいるのかな。 それしかできない、チャレンジしないってのは、作業員としてならアリだけど、クリエイターとは言わない。 2.「普通」という言葉は、自己の限界を示す言葉である。 そこが壁になっていることの現れである。「普通」とい

    dragonet
    dragonet 2007/08/02
    無意識のうちについつい「普通は~だよね」と言ってしまう自分に反省。
  • F's Garage:ややこしいシステムを使わないソースコード管理

    「先祖返り」ってご存じでしょうか? せっかく作っていたデータを、古い日付のもので上書きしてしまい、古い状態に戻してしまうことを言います。 よくWeb制作で起きがちで、複数人で一つのフォルダのソースをいじくっていたり、不注意な人がざっくり古いファイルを上書きしてしまったりすることでおきます。特に忙しい納期直前ほど起きる現象です。 不注意な人のやることと言ってしまえばそれまでですが、人は必ずミスをするものです。 不注意な人のミスをいかになくすか?というのが、世の中の生産管理の肝と考えれば、単純にソースコードの管理手法がなっていないと考える方が僕は自然だと思います。 世の中には、バージョン管理システムという名前で、CVSとかSubversionとか便利なシステムがあるのですが、これがちょっと難しい。何が難しいというと、まず用語が難しい。コミットだのチェックアウトだの聞き慣れないキーワードがついて

    dragonet
    dragonet 2007/03/14
    CSVやSubversionを導入する前に、まず取っつきやすい方法でソースコードを管理した方がよいことに気づかされた。
  • F's Garage:はてブの衆愚化とロングテールで思ったこと

    僕も同じ事を感じてました。 はてぶがドンドン馬鹿になっていく 例えばgigazineをそんなに登録するなら、gigazineを定常的に見に行けば良いんじゃん?と思ってました。はてブを使うからにはコメントが活用されているかと思えば、そんなに有用なコメントがあるわけでもなく。 はてブに依存しすぎ。 ということで、他人のフリ見て我がフリ直せと、最近、RSSリーダーを如何に有用に使うかを考えていたりします。そもそも、はてブのhot entryで完全に他人のお世話になれば楽できるかなと思ってたわけですが、最近甘かったかなと感じていて、やっぱり自分である程度情報を集めて、うまいぐあいにフィルタリングしてくしかないのかなぁと。 でも、SBMサービス事業者にとってはチャンスですよ。 こういう話って、googleが出る前の検索エンジンと同じ話じゃないですか? 以下いろいろ書いていて、まとまらなくなってしまっ

  • エンジニアの心得

    エンジニアの最大の敵は、恐怖である。 ポジティブに言うとエンジニアはリスクに気がつく。ネガティブに言うと根性がない(人が多い) 何故ならデフォルトでネガティブだから、問題に気がつくのは早い。何かを成長させることを考えるのは苦手だ。 だからネガティブに「気がついちゃう人」はリスクに対して、どう対応していくか? リスクに対して、どれぐらい勇気を持ってチャレンジしていくかが最も重要。 ここを逃げるエンジニアは安定した物は作れど、面白いものや気が利く物は作れない。 つまり、「小さくまとまってしまう」 心持ちとしては、ボーゲンのスキルでも、どんな斜面も滑って行っていけるような人じゃないとイノベーションは起こせない。 と、まぁチャレンジを求めても逆に収集のつかないことになると、それはそれでぶーぶー文句を言ってそうだから、結局、バランスなんだよ、バランス。 (ボーゲンでどんな斜面でも滑る人は、仕事荒いし

  • SBM衆愚化議論で出たモチベーションについて。

    SBM衆愚化議論において、ユーザーは自分のためにやってるんだ!おまいらのためにやってるんじゃない!という話があったが、いやいや、きっと衆愚化を嘆く人ほど、ユーザーの多様な主観による価値観に期待してるんですよ。 自分自身のはてブの使い方こそが、まったく集合知に寄与していなくって、タグで、「★★★★★」などという、客観的にこれはひどい、あくまで自分の主観に基づいたタグを使っていたりします。 ★の基準は、あくまでも「今の自分にどれだけ役立つか・・・自分に必要な情報へのショートカットだったり・・・という意味ですので、必ずしも、その主観に基づく価値評価を示すタグではありません。誤解を生むタグかもね。忙しい時に思いついたのがこれだっただけなんです。 タグがまとまらないという件については、はてブもそうですが、del.icio.usでも多分、事業者側はずいぶん前に対応に苦慮したんじゃないかと思います。それ

    dragonet
    dragonet 2006/08/27
  • ゲド戦記に見るネット評価への考え方

    僕は、ゲド戦記のマイナス評をあまり信用していません。 面白いか、面白くないかは自分で見て決めれば良いかなぁと。 ・・・ネット評は、メジャーコンテンツには基的に評価が厳しい方向に振れるので参考にはしても信頼はしないようにしています。 認知が十分に得られているメジャーコンテンツに対するポジティブな意見というのは、感想以上のネタにならないことが多いですし、マイナーコンテンツにネガティブな意見を書いても同様に価値はなく、こちらはポジティブな意見自体に情報価値が出てきます。 人が話題をネットに書き込むには、たとえ2ちゃんねるのようなお気軽なメディアであっても必ず動機に裏打ちされた「書き込みパワー」が必要です。 メジャーコンテンツにはネガティブな意見がクチコミを支える原動力となり、マイナーコンテンツにはポジティブな意見がクチコミを支える原動力となるんじゃないかと思います。 市場規模が大きく違う作品の

  • 一つのことにコミットし続けること

    ついつい目の前にあるトレンドなどに目をやってしまい、支離滅裂になる今日この頃。そうでなく一つのことにコミットし続けるって重要かなぁと、最近反省し始めています。 どうしても新しいトレンドがたくさんでてきて、あれが良いだの、これが新しいだのという流れに流されがちですが、最近、身の回りで見かけた、Ruby on railsってバッドノウハウじゃね?と言う話とか、成熟してきたblog市場で日人の日記好きが注目されてきたり、クチコミビジネスをやっていた従来の企業がweb2.0というキーワードで再注目されたりしているのを見て、あれこれ目の前に流れるトレンドキーワードに心奪われるのではなく、一つのことに愚直にコミットし続ける方がいいんじゃないかと。 あれこれ振り回されるのは、そこにコミットし続ける成果に対して自信がないからですね。まさに僕の性格そのものです。 でも、当時のインフラとかマシンパワーとかビ

  • YouTubeの勉強会の件

    座った席の隣がR30さんと、「キャズムを超えろ」の和蓮和尚さんと一緒になれてラッキーでした。 というか、隣の方が出された名刺にR30って書いてあってビビりました(笑) イノベーション勉強会というのは、僕がイメージしていたものと違って、イノベーションを勉強するというより、イノベーションを指向した人達のビジネス勉強会というニュアンスでしょうか。YouTubeを見たことない人もいらっしゃったりして。 肝心の内容は、R30さんと和蓮和尚さんのまとめにすべて書いてありますので、そちらを。 YouTube-Google型企業になるための4つの法則 YouTubeを強くするのは動画版AdWordsと家電連携だ 僕自身も「YouTubeがイノベーションとは思えない」で、「世界中の人にひろくあまねく動画コンテンツを提供することにより地域ターゲティングされた広告配信による広告収入」ということを書いていたので、

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