「ドキュメンタリー制作者は皆、悪人である」 是枝裕和&想田和弘が背負う“被写体への責任” 2018年6月1日 19:00 プライベートでも親交の深い 是枝監督(左)と想田監督[映画.com ニュース] 是枝裕和監督と想田和弘監督が、都内某所で顔を合わせた。日本映画専門チャンネルで放送される、対談番組収録のためだ。収録後の2人が映画.comのインタビューに応じ、ドキュメンタリー制作者が背負う“十字架”について語った。 互いの最新作「万引き家族」(6月8日)、「ザ・ビッグハウス」(同9日)の公開が重なるめぐり合わせもあり、今回の対談が実現。日本映画専門チャンネルでは、6月2日に2人が「ドキュメンタリーと劇映画」などをテーマに語る様子が放送されるほか、是枝監督によるドキュメンタリー「しかし… 福祉切り捨ての時代に」(1991)、「彼のいない八月が」(94)や、想田監督の短編劇映画、そして観察映画