10年前のある映画のリストが、今年になって話題になったのをご存知でしょうか。 それは、マーティン・スコセッシ監督が、 映画監督志望の高校生に送った観るべき映画のリストでした。2006年にNYの短編映画のコンテストに応募した高校生のColin Levyさん。 そこで、入賞を果たし、マーティン・スコセッシ監督と会うことができたという。 ところが、Colin Levyさんは、それまでスコセッシ監督のの作品はもちろんのこと、過去の有名な映画さえもほとんど観ていなかった。 そこで、彼は「ぼくは、映画史も外国映画もほとんど知りません。これから映画製作始めるに当たって、アドバイスをいただけますか」とスコセッシに質問したという。 そして、数か月後、Colin Levyさんあてに届いた封書。 そこには、数冊の本とDVDと共にスコセッシのアシスタントによる直筆のメッセージが添えられた39本の外国映画のタイトル