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2016年11月18日のブックマーク (1件)

  • 形態は機能に従う – イディア:情報デザインと情報アーキテクチャ

    「形態は機能に従う(Form Follows Function)」という言葉はデザインをする際、またデザインを評価する際に用いられる。この言葉の来の意味と、現代における適切な扱い方を探る。 「形態は機能に従う」の歴史と周辺 「形態は機能に従う」という言葉は、19世紀の生物学から生まれたと言われている。生物が生涯の間に身につけた形質(獲得形質)が子孫に伝わるとした、「用不用説」がその源流とされる。 17世紀、カルロ・ロドリ(フランチェスコ会修道士・イタリア)らは素朴合理主義的建築理論を提唱した。ロドリは「材料の質を最も活かすような形態が望ましい」と考えた。当時、この理論を実践することはできなかったが、近代以降の新しい材料(鉄やコンクリートなど)を扱う際に生かされた。 19世紀にホレーショ・グリーノウ(彫刻家・アメリカ)は「美は機能の約束である」と考え、後の「機能主義」の登場を予見した。

    形態は機能に従う – イディア:情報デザインと情報アーキテクチャ