オートバイで調べるために旅行するというのは、実用という観点で考えるとギリギリだ。俺のオートバイは原付二種というやつなので、高速道路にも乗れなければ、最高時速も110kmに満たない。燃費は50km程度だから移動費は安いといえば安いのだろうが、オートバイの値段と維持費を考えれば、公共の交通機関を使ったほうがずっと効率は良い。それならなぜにオートバイなのかといえば、ずっと乗りたいと思っていたからだ。話は小学生の頃にまで遡ってしまうが、その頃父親とよくバイクレースのテレビ放送を観ていた。俺と親父の贔屓は、ケビン・シュワンツというレーサーで、とにかく速いのだが転倒する。首位で独走しているのに、なぜか転倒する。優勝するか転倒というイメージしか残っていない。スポンサーは何度か変ったが、最も印象に残っているのがペプシコーラの RGV-Γ500 で、未だにコーラはペプシを選んでしまう。レースに夢中になりがら
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