最終回となる今回、『ベストセラー本ゲーム化会議』(以下、BGK)の著者3人に、電ファミニコゲーマー編集部がお願いしたのは、マイケル・サンデル! 取り上げるのは、日本で2010年から放映された、NHKの人気番組『ハーバード白熱教室』を書籍化した本。日本ににわかに哲学ブームを巻き起こした、サンデルブームが記憶に新しい人も多いかと思います。 「5人を助けて1人を殺せるか」という究極の2択を迫る有名な「トロッコ問題」をはじめ、「臓器の売買」「自殺幇助」「合意による食人」「お金を貰っての妊娠」などのサンデルの問いかける「正義」は、まさに現代社会に潜む”リアルホラー”。 そんな”現代のタブー”に切り込む本書を、BGKのゲームクリエイター男子3人はどう「ホラーゲーム化」してみせるのでしょうか……! 『ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業』マイケル・サンデル(早川書房・2010) 日本で2010年から放