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ブックマーク / yoghurt.hatenadiary.com (4)

  • マンガのグラビア不要論 - 未来の蛮族

    かつての私は、頑迷なるグラビア不要論者であった。マンガ雑誌を買いはじめたころの私は、まだ幼く、性的に未熟だったので、水着姿で巻頭を彩るアイドルたちに心を動かされることは、まったくといっていいほどなかった。それに、幼い私は漫画に対して今よりもっと真摯に向き合っていたので、マンガ雑誌の巻頭を、マンガ以外のものが占めているということが、何とも不健全で、不純であるように思われたのだ。そんなものよりも、好きなあのマンガをカラーで読みたい。そんな気持ちであった。 第二次性徴を迎えたあとも、私のグラビアに対する態度は、ごく冷淡なものだったけれど、その理由はかつてとは少しばかり違っていた。マグマのように湧き上がる性欲は、私をすっかり即物的な人間に変えてしまっており、マンガ雑誌のグラビアではまったく物足りないというのが音だったのだ。ハードコアにあらずはポルノにあらず。それが、十代の私が掲げたスローガンだっ

    マンガのグラビア不要論 - 未来の蛮族
    dulltz
    dulltz 2013/02/05
    渋い
  • 剛力彩芽、その顔が天才だ! - 未来の蛮族

    私はこれまで、ただ自分のためにだけ、文章を書いてきた。他人のために文章を書いたことなど、一度もない。 ずっとそれでいいと思っていたし、今でも別に反省したというわけじゃない。 それでも、今回ばかりは特別だ。これから書く文章は、憤りによって書かれるべきものなのだが、私はこれを自分ひとりのものにはしたくないのだ。 これは義憤であり、公憤である。 何しろ、「剛力彩芽はブサイクだ」なんてふざけたことを口走る連中が大手を振って歩いているのが、今のインターネットなのだ。 誰かが何かを言わなければならない。 勘違いをして欲しくはないのだが、誰かのために書く、といっても、私は剛力さんのために書くわけじゃない。 彼女はそんなものは必要としないだろう。私は、剛力彩芽という革命にまだ気がつかないでいる、かわいそうなあなたがたのためにこそ、この文章を書きたいのだ。 memewデジタル写真集 剛力彩芽 Part1 作

    剛力彩芽、その顔が天才だ! - 未来の蛮族
    dulltz
    dulltz 2013/01/15
  • バカが床屋談義して、何が悪いの? - 未来の蛮族

    バカな人間は喋ってはいけない。無力な人間は何もするべきではない。優秀な僕たちの邪魔になるからね。 これはおれの被害妄想である可能性が高いんだけど、どうもそこかしこでそんなことを言われているような気がしてならない。 バカと暇人のものであったはずのインターネットにまでこうした論理が幅をきかせるようになった気がして、おれはとてもさびしい。まあ、皆の言わんとすることもわからないじゃない。自分の専門分野で、まったく見当違いなことをわあわあ喚かれたら、うっとうしくもなるだろう。バカはたいていこれまで議論の前提を無視して話をはじめてしまうし、自分の感性に無意味な自信を抱いているもんだから、もう全く勉強なんてしないもんな。最近の世の中の動きからすると、バカが好き勝手に喋りだすことは「うっとうしい」を超えて「恐ろしい」の領域に足を踏み入れているような気もするし。 それで、みな「バカは黙れ」っていうわけだ。

    バカが床屋談義して、何が悪いの? - 未来の蛮族
  • エヴァンゲリオン殺人事件 - 未来の蛮族

    この度の新しい映画を鑑賞して、今更のように思い知らされたのは、エヴァンゲリオンはほんとうにひどいな、救いようがないな、ということだった。 我が眼を疑うほどダサい戦艦が空を飛び、船員たちが「ヨーソロー!」と唱和する。いつからエヴァワンピースになってしまったのか!? そう呟いてみても、むなしいだけだ。何もかもが狂ってしまった世界で、シンジくんはよく戦った。ベストを尽くした。 だいたい、心臓が停止するほどのビーム攻撃を受け、手のひらから肘までを刺し貫かれ、戦友を殺めさせられ、片腕を切断され、生皮を剥がされて、それでも戦うことのできる中学生なんて、世界中どこを探したっているはずがないのだ。いくらアニメとはいえ、あまりにも苛酷な状況をシンジくんは戦い抜いてしまった、そんな義理は何一つなかったのに……。 誰よりも勇敢だったシンジくんに対して、エヴァ世界の大人たちは何をしたというのだろう? 誰ひとりと

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