民主党の会派からの離脱を発表する同党の小沢一郎元代表に近い比例選出衆院議員。前列左から2人目が新会派会長の渡辺浩一郎氏=衆院第1議員会館で2011年2月17日午前11時15分、石井諭撮影 民主党に会派離脱届を提出した渡辺浩一郎衆院議員らは17日、国会内で記者会見した。執行部への抗議文と会見の要旨は次の通り。 <抗議文> 「今の菅政権は国民との約束を果たす本来の民主党政権ではない」と多くの議員が感じている。菅直人首相は増税への意欲をあらわにしてマニフェストを捨て、政治主導の御旗(みはた)も捨てた。無原則に政策の修正を繰り返す菅政権に正当性はない。国民との約束の実現に取り組む我々こそが真の民主党だ。従って民主党会派とは分かれ、新会派を設立する。 <質疑> 民主党のマニフェストが大変大事だ。(11年度予算関連法案の賛否は)マニフェストに照らし合わせ、中身を精査して判断したい。(賛否が党と異なる可
脊椎(せきつい)動物の受精卵が三つに分裂した胚の段階で、神経系と骨、筋肉が別々の細胞からできるとしていた定説を覆し、「体軸幹細胞」と呼ばれる共通の細胞からできることを大阪大などが発表した。今回の新説は高校生物の教科書にも影響しそうだ。17日付の英科学誌ネイチャーに論文が掲載された。 定説では、神経や表皮になる外胚葉▽骨・筋肉になる中胚葉▽肺・消化管などになる内胚葉の三つに分かれるとされる。 阪大の近藤寿人教授(発生生物学)らは遺伝子操作したマウスの胚を使った実験で、神経、骨・筋肉にもなり得る「体軸幹細胞」を見つけた。さらに神経になる際は、人工多能性幹細胞(iPS細胞)作成に必要な遺伝子「Sox2」が、筋肉・骨では「Tbx6」という別の遺伝子が作用しており、形成される組織の種類を左右するのが遺伝子の種類であることを突き止めた。【林田七恵】
民主党の小沢一郎元代表に近い同党の比例選出衆院議員十数人が、党執行部が元代表への処分手続きを進めていることに反発し、衆院会派から「集団離脱」を検討していることが、16日明らかになった。 国会対応で民主党執行部の方針に従わない姿勢を鮮明にしたものだ。2011年度予算関連法案など重要法案が参院で否決され、衆院で再可決するのに必要な3分の2の議席確保が絶望的になる可能性がある。 関係者によると、会派離脱を検討しているのは2009年の衆院選で比例東北、南関東、近畿ブロックなどに単独で立候補して当選した議員が中心で、メンバーからは「小沢元代表を処分すれば、離党はしないが、国会運営では協力しない」との声が出ているという。
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