電動キックボードなどのシェアリングサービスを展開する株式会社Luup(本社:東京都千代田区/代表取締役社長:岡井大輝)が、上場に向けた準備を始めていることが分かった。 同社は総額約36億円の資金調達を行ったことを2023年11月7日に発表した。同年4月にも総額約45億円の資金調達を行っており、累計調達額は約127億円になった。 この資金調達に関するブルームバーグによるインタビューで、IPOについて同社の向山哲史CFO(最高財務責任者)が「しっかり収益が出るフェーズになってきた」「上場できるように準備を進めている」と回答している。 ■本格事業展開のフェーズに移行今回Luupは、デットファイナンスおよびアセットファイナンスにより合計約36億円の資金調達を行ったが、そのうちの25億円は、三井住友銀行をアレンジャーとするシンジケートローンによるものだという。そのほかの参画金融機関は、三井住友信託銀
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