ベストセラーとなっている「日本国紀」(百田尚樹著)をめぐり、版元である幻冬舎の見城徹社長が、本を批判した作家の津原泰水さんをツイッター上で揶揄(やゆ)し、謝罪に追い込まれた。「日本国紀」に対しては、昨年11月の発売以来、賛否両論が巻き起こっている。著者の百田さんが20日夜、朝日新聞の取材に応じ、自身の考えを語った。 ――「日本国紀」をめぐって、他の作家や版元との間で騒動が起きていることをどう思いますか? 「津原さんはツイッターで、『日本国紀』について大量に批判的な投稿をされるなどしており、ちょっと常軌を逸していたんじゃないかなと思います」 「騒動については僕も実際のところは知りませんけど、幻冬舎の担当者が困って『ちょっと批判を抑えてくれないか』と言ったところ、津原さんは『その気はない』と。担当者が『そりゃ困る』となると、津原さんの方から『それならもう出さない』というようになったと聞いていま
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