安倍元総理の銃撃事件をきっかけに注目される、政界と世界平和統一家庭連合=旧統一教会との関わり。自民党の議員が証言しました。 きょう取材に応じた自民党の青山繁晴参議院議員。今回の参院選を前に、ある議員からこう打ち明けられたといいます。 自民党 青山繁晴参院議員 「(ある議員が)自分の所属する派閥の長から『旧統一教会の票を割り振る』と言われたと。『即座に断った』と。『しかし、その分の票が“派閥の長”によって、違う議員に割り振られたようだ』と」 旧統一教会が自民党候補を組織的に支援していて、その票の差配に派閥の長が関わっていたというのです。 今回の銃撃事件を機に注目された教団と政界との関係。 たとえば、第一次安倍政権で総理秘書官を務めた井上義行氏。今回の参院選の比例代表に自民党から出馬し、当選した候補です。安倍氏銃撃の2日前(今月6日)、旧統一教会の関連団体が開催した集会で支援を訴えていました。