ヘリコプターなら、どれでも垂直離陸するのでは? これまで2回、米海兵隊のオスプレイをわざわざフィリピンから持ってきたのは熊本大地震の政治利用だと書いてきましたが、社民党の照屋寛徳衆院議員の質問主意書に対する政府の答弁書が閣議決定され、さらに、オスプレイ押しの政治利用だったことがはっきりしました。 この政府の答弁書によると、2016年3月末時点で、九州に所在する自衛隊の輸送機と陸自の多用途機は回転翼機(ヘリコプター)が約40機あり、九州以外では固定翼機は約40機、回転翼機は約230機あったということです。 オスプレイが初めて災害支援に参加した4月18日の前日の17日時点で派遣された自衛隊輸送機は、九州所在の回転翼23機で、九州以外は固定翼9機、回転翼42機でした。全国では計74機となります。 つまり、九州所在のヘリでも40機中23機と半分強しか使っていないし、九州以外のヘリコプターは230機