3密を避けにくい保育の現場では、全国で集団感染が相次いでいます。東京都だけでも3月から今月14日までに、300以上の保育施設で感染が判明しています。 今月、保育士の感染が判明した都内のある園に話を聞くことができました。 保育士が感染した園の園長:「考えられる対策は、ほぼやりました。『どうにもならない』が結論でしたね」 この園では、保育士の一人が体調を崩し、PCR検査したところ陽性が判明。保健所が濃厚接触者と認定したのは、同じクラスで働く保育士2人。区からの要請もあり、保育園は継続しましたが、5日後に別の保育士の陽性が判明しました。結局、保育士全員が濃厚接触者と認定される事態となり、休園になりました。 園児については、保健所の判断により、1人も濃厚接触者と認定されず、PCR検査の対象からも外れました。 保育士が感染した園の園長:「『子どもに関しては、濃厚接触者としてカウントしないでくれ』と。
新型コロナ感染の急拡大を受け、「経済重視」から一転“GoTo見直し”へー 具体的なスケジュールは?なぜ連休中に発表したのか?『疑問だらけ』な一連の動きについて、専門家に聞きました。 ▽「データサイエンス」が専門・宮田裕章教授(慶応大医学部) 宮田「感染者数は厳しい状態だと思います。1週間前と比べて1.5倍に増加、陽性率も上がり重症者数もじわじわ増えている、全国的に予断を許さない状況であることは間違いないと思います。」 ▽テレビ朝日・藤川みな代経済部長 Q:菅総理の“心変わり”、背中を押したのは何でしょうか。 藤川「ここ数日間の感染者の急増ですね。政府として何かメッセージを出さなくてはいけない、という危機感の表れだと言えますね。」 Q:GoToトラベル、イート、それぞれ見直し案に「いつから」などは示されていない…これは想定していなかったということでしょうか。 藤川「急な見直しの表明に、制度設
4日夜、神奈川県で原因不明の異臭を訴える通報が南から北へと連続して500件あり、付近の住民は不安を感じています。 その臭いを嗅いだ人は口々にこう言いました。 異臭を感じた住民:「分からない。今までにない臭いで、何の臭いだろうと思いましたよ」「自分で嗅いだことがないような臭い。色んな臭いが混じっていたような…」 異臭はどこから来たのでしょうか…。 神奈川県三浦半島の最南端に位置する三浦市。午後8時前後、変な臭いがするなどの通報が相次ぎました。その約30分後には三浦市の北隣に位置する横須賀市で車の焦げる臭いがするなどの通報が…。葉山町でも悪臭の通報がありました。午後10時前後には逗子市で外で変な臭いがするとの通報。午後10時すぎには横浜市でも通報がありました。通報は合わせて500件以上寄せられ、ツイッターでも投稿が相次ぎました。 異臭は三浦半島沿いに南から順に感じられ、午後10時ごろにおさまっ
安倍内閣の支持率は先月より3.6ポイント下がって29.0%で、2012年の第2次政権発足後、最も低い支持率となったことがANNの世論調査で分かりました。 調査は21日、22日に行いました。安倍内閣の支持率は29.0%で、支持率が3割を切ったのは去年7月の東京都議会議員選挙直後に29.2%に落ち込んで以来です。安倍総理大臣に「いつまで政権を担ってほしいか」聞いたところ、「今年9月の自民党総裁選まで」が38%と最も多く、「すぐに辞めてほしい」が23%で、約6割の人が早期に退陣すべきとしています。また、麻生財務大臣については、森友文書の改ざんや財務省の福田次官の辞任などの責任を取って「大臣を辞める必要がある」と答えた人が51%でした。 ▶報道STATION・ANN世論調査
陸上自衛隊が導入する新型輸送機「オスプレイ」の佐賀空港への配備を巡り、防衛省は地元との調整が難航していることから、陸上自衛隊の駐屯地に暫定的に配備する調整を始めました。 陸上自衛隊は尖閣諸島などを含む南西諸島の防衛力を強化するため、オスプレイを17機、新たに導入する方針で、来年度には5機、納入されることが決まっています。配備先については新設する水陸機動団の移動が便利な佐賀空港が最適と判断しましたが、地元の反対の声が根強く、必要な用地を取得するめどは立っていません。そのため、防衛省は暫定的に陸上自衛隊の駐屯地に配備する検討を始めました。熊本県の高遊原分屯地などが候補に挙がっています。しかし、駐屯地への暫定配備も難航が予想され、防衛省は納入後も当分の間、アメリカに駐機させることも検討しています。
東京都の小池知事は、3年後に迫ったオリンピック・パラリンピックの機運を盛り上げるため、職員全員でラジオ体操を行うと発表しました。 小池知事:「職場で毎日午後2時55分になったら、どこにいても体操を始めるというフラッシュモブのような形でやる方向です」 この取り組みは「みんなでラジオ体操プロジェクト」と名付けられ、2020年東京大会の機運醸成と都民・国民の健康増進を目的に小池知事が提唱しました。期間はオリンピック開会式の3年前にあたる今月24日からパラリンピックの閉会式にあたる9月6日までの間で、この取り組みは2020年まで毎年、行われるということです。小池知事は「ラジオ体操は日本人のDNAに刻まれたスポーツ。都民と国民の心を一つにしてほしい」と述べ、都内の企業や他の自治体にも参加を呼び掛けています。
福島第一原発事故で東京電力のメルトダウン公表が遅れた問題で、東京電力幹部が「隠蔽だったと思う」との見方を示しました。 2011年の原発事故を巡っては、東電は発生から3日後の3月14日には1号機から3号機で最大55%の炉心溶融、いわゆる「メルトダウン」が起きたことを知りながら、2カ月後の5月まで明らかにしませんでした。そして、今年2月になって、炉心の5%が損傷した場合はメルトダウンと認めて公表する社内基準があったことを明らかにし、強い批判を浴びています。 東京電力・姉川尚史原子力立地本部長:「もし私が(炉心が)55%壊れていたら、あのシチュエーションなら溶融に決まっていると。これは隠蔽だと思います」 姉川常務はこのように述べる一方で、なぜ隠蔽されたかなど、詳しいことについては第三者委員会の検証に委ねるとしています。
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