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2013年9月23日のブックマーク (3件)

  • ペットボトルの蓋

    2日ほど前のことだ。実家に帰るため、電車のプラットホームにいた。電車の前の方にいこうと思って、移動していた10秒ほどの間にそれを見た。 70歳くらいのおばあさんだった。カバンから取出したペットボトルの蓋を開けようとしている。でも、開かない。僕の目の前で3回くらい、ペットボトルの蓋を開けようとして、でも力がないからか、結局開けられず、諦めたようだった。 一度はそのおばあさんの横を通り過ぎたのだが、なんとはなしに戻ってみて、「開けましょうか?」と声をかけたら、「お願いします」と言われたので、開けてあげた。ただそれだけの行為なのだが、おばあさんは満面の笑みを浮かべてお礼を言ってくれた。 何故、「開けましょうか?」と声をかけたのか、というと、半年ほど前に、80歳くらいのおばあさんが書いたを読んでいて、その中で、「60歳を過ぎたら、握力が極端に落ちてしまうの」ということが書かれたいたことを、その時

    ペットボトルの蓋
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  • 楊暁捷・小松和彦・荒木浩編『デジタル人文学のすすめ』読書メモ - みちくさのみち(旧)

    「デジタル人文学」という領域 このたび、勉誠出版から刊行されている『デジタル人文学のすすめ』というをいただいた。 デジタル人文学のすすめ 作者: 楊暁捷,小松和彦,荒木浩出版社/メーカー: 勉誠出版発売日: 2013/08/01メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (2件) を見る 帯にはこうある。「人文学の未来を考える デジタル技術と人文学との出会いは、いったい何をもたらしたのか――われわれはいま何を考え、どのように行動すべきなのか――」 とっても壮大で、いい。 書では、デジタル技術と人文学を融合させた「デジタル人文学」(Digital Humanities)について「現在の立ち位置を確認し、さらなる発展のための思考の拠り所を提供すること」(16頁)を課題にしているという。 デジタル人文学自体が耳慣れない言葉かもしれないが、カレント・アウェアネスなどではすでに「デジ

    楊暁捷・小松和彦・荒木浩編『デジタル人文学のすすめ』読書メモ - みちくさのみち(旧)