タグ

2020年6月15日のブックマーク (9件)

  • 定義なくして闘えない ハゲタカ雑誌を定義する試み | 2020年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院

     図書館情報学の窓から 「図書館情報学」というあまり聞き慣れない学問。実は,情報流通の観点から医学の発展に寄与したり,医学が直面する問題の解決に取り組んだりしています。医学情報の流通や研究評価などの最新のトピックを,図書館情報学の窓からのぞいてみましょう。 [第9回]定義なくして闘えない ハゲタカ雑誌を定義する試み 佐藤 翔(同志社大学免許資格課程センター准教授) (前回よりつづく) Nature誌に2019年12月11日付けで,ハゲタカ雑誌・ハゲタカ出版から学問の世界を守るために,まずはその定義を定めようじゃないか,という研究者や出版関係者らの取り組みを紹介する記事が掲載されました1)。10か国,43人の参加者らが12時間にわたる議論を重ねた結果,たどり着いた定義には,意外なことに(?)「査読の質」も「雑誌の質」も含まれていませんでした。 * 掲載料収入を得るのを目的に,「査読を行って

    定義なくして闘えない ハゲタカ雑誌を定義する試み | 2020年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院
    egamiday2009
    egamiday2009 2020/06/15
    ハゲタカがほんとに食いに来たのはここか>“真っ当な雑誌においても査読プロセスを十分に透明化できているわけではなく,そうなると雑誌の質や査読の妥当性は主観的すぎて判断基準に含めることは不可能”
  • 査読ゴーストライティングの実態(?) | 2020年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院

     図書館情報学の窓から 「図書館情報学」というあまり聞き慣れない学問。実は,情報流通の観点から医学の発展に寄与したり,医学が直面する問題の解決に取り組んだりしています。医学情報の流通や研究評価などの最新のトピックを,図書館情報学の窓からのぞいてみましょう。 [第8回]査読ゴーストライティングの実態(?) 佐藤 翔(同志社大学免許資格課程センター准教授) (前回よりつづく) 30代も半ばに入り,ぼちぼち若手を名乗っていられる年齢でもなくなってきたためか,査読を依頼されたり,編集委員として査読を依頼したりする側になることも出てきました。そうはいっても図書館情報学分野はそんなに多くの査読が回ってくるわけではないのでまだ平和なほうですが,医学分野の方に話を伺うと,毎月1とかそれ以上,査読の依頼が回ってくることもあるとか。「よくそんなにできるな……」と感心していたのですが,実は誰もが査読をそんな

    査読ゴーストライティングの実態(?) | 2020年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院
  • フェイク情報と図書館の闘い | 2019年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院

     図書館情報学の窓から 「図書館情報学」というあまり聞き慣れない学問。実は,情報流通の観点から医学の発展に寄与したり,医学が直面する問題の解決に取り組んだりしています。医学情報の流通や研究評価などの最新のトピックを,図書館情報学の窓からのぞいてみましょう。 [第7回]フェイク情報と図書館の闘い 佐藤 翔(同志社大学免許資格課程センター准教授) (前回よりつづく) 2016年の米大統領選挙以来,広く認識されるようになったフェイクニュースの問題。日でもソーシャルメディアを介した誤情報・デマの拡散はすっかり社会問題として定着してしまいました。悪質なあおり運転車の同乗者として名指しされた無関係の女性が弁護士を介し声明を発表した事件などは記憶に新しいかと思います。 こうした「フェイク」の性質を検証し,どう立ち向かうかは,さまざまな領域で熱心に研究・議論されているところです。その中で主に米国を中心

    フェイク情報と図書館の闘い | 2019年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院
    egamiday2009
    egamiday2009 2020/06/15
    “もし図書館への信頼が自ら情報を探しているときにしか影響しないものならば,フェイク情報に立ち向かう上では役立たず,という結論になるのかも”
  • 秀吉側近の武将 駒井重勝の日記 自筆原本見つかる | NHKニュース

    豊臣秀吉や養子の秀次の言動などを、そばで仕えた武将が記した「駒井日記」の自筆原の一部が見つかり、調査にあたった専門家は「当時の武将の日記の原が出てくることはほとんどなく、重要文化財クラスの価値がある」と指摘しています。 江戸時代の写しが数巻分残されているだけで原は失われていると考えられていましたが、東京大学史料編纂所がその一部とみられる日記をインターネットオークションで購入し、内容などを調べた結果、写しがある部分の自筆の原そのものと判断されました。 調査にあたった村井祐樹准教授によりますと、見つかったのは17巻以上あるとされる日記のうち第6巻の7割程度に相当し、西暦1594年にあたる文禄3年2月の出来事が記されています。 このうち22日には、秀吉の天下統一を支えた黒田官兵衛が体調を崩した際に、秀次が出した見舞いの手紙の内容が記されているほか、27日には秀吉と秀次が今の奈良県の吉野で

    秀吉側近の武将 駒井重勝の日記 自筆原本見つかる | NHKニュース
    egamiday2009
    egamiday2009 2020/06/15
    “東京大学史料編纂所がその一部とみられる日記をインターネットオークションで購入し、内容などを調べた結果、写しがある部分の自筆の原本そのものと判断”
  • 話題の書「女帝」の質問受けず終わった小池氏の出馬会見 問われる記者「排除」の姿勢 | 毎日新聞

    東京都知事選への出馬を表明する小池百合子知事=東京都庁で2020年6月12日午後6時1分、喜屋武真之介撮影 東京都の小池百合子知事(67)が都知事選(6月18日告示、7月5日投開票)に再選を目指して立候補を表明した12日の記者会見は、途中から「質問制限」が入った。会見の当初は1人の記者が繰り返し質問できるスタイルだったが、会見中盤、ある記者の質問を受けた小池氏が突然「1人1問」の制限をかけ、再質問をさえぎった。一体、何が起きたのだろうか?

    話題の書「女帝」の質問受けず終わった小池氏の出馬会見 問われる記者「排除」の姿勢 | 毎日新聞
  • Plan Sがやって来る ヤァ! ヤァ! ヤァ!(後) Plan Sに乗るか否か? | 2019年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院

    図書館情報学の窓から [第6回] Plan Sがやって来る ヤァ! ヤァ! ヤァ!(後) Plan Sに乗るか否か?  図書館情報学の窓から 「図書館情報学」というあまり聞き慣れない学問。実は,情報流通の観点から医学の発展に寄与したり,医学が直面する問題の解決に取り組んだりしています。医学情報の流通や研究評価などの最新のトピックを,図書館情報学の窓からのぞいてみましょう。 [第6回]Plan Sがやって来る ヤァ! ヤァ! ヤァ!(後) Plan Sに乗るか否か? 佐藤 翔(同志社大学免許資格課程センター准教授) (中編よりつづく) ◆前回(第3341号)のあらすじ 「今,図書館が雑誌の購読料として支払っている金額を全てAPCに振り替えれば,全ての論文はすぐにでもオープンアクセス(以下,OA)にできる」。この理想論を,実際に推し進めていこうとしているのがPlan Sです。 * Plan

    Plan Sがやって来る ヤァ! ヤァ! ヤァ!(後) Plan Sに乗るか否か? | 2019年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院
    egamiday2009
    egamiday2009 2020/06/15
    「日本の学会誌がPlan Sに準拠していない場合,今まで以上に欧州からの投稿は減ると予想されます」
  • Plan Sがやって来る ヤァ! ヤァ! ヤァ!(中) オープンアクセスの限界と,打破する方法の模索 | 2019年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院

    図書館情報学の窓から [第5回] Plan Sがやって来る ヤァ! ヤァ! ヤァ!(中) オープンアクセスの限界と,打破する方法の模索  図書館情報学の窓から 「図書館情報学」というあまり聞き慣れない学問。実は,情報流通の観点から医学の発展に寄与したり,医学が直面する問題の解決に取り組んだりしています。医学情報の流通や研究評価などの最新のトピックを,図書館情報学の窓からのぞいてみましょう。 [第5回]Plan Sがやって来る ヤァ! ヤァ! ヤァ!(中) オープンアクセスの限界と,打破する方法の模索 佐藤 翔(同志社大学免許資格課程センター准教授) (前編よりつづく) ◆前回(第3336号)のあらすじ 主に査読済み論文を「インターネットへのアクセス自体を除く経済的,法的,技術的な障壁なく利用できるようにすること」をめざすオープンアクセス(以下,OA)。夢想にも思われましたが,研究助成機関

    Plan Sがやって来る ヤァ! ヤァ! ヤァ!(中) オープンアクセスの限界と,打破する方法の模索 | 2019年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院
    egamiday2009
    egamiday2009 2020/06/15
    ビジネスモデルをそつなく固めに来る企業側が何枚も上手に見える、が…「論文発表需要に対して発表の場が飽和しない限り,値上げはジリジリと続きそうです」
  • Plan Sがやって来る ヤァ! ヤァ! ヤァ!(前) オープンアクセスのこれまで | 2019年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院

    図書館情報学の窓から [第4回] Plan Sがやって来る ヤァ! ヤァ! ヤァ!(前) オープンアクセスのこれまで  図書館情報学の窓から 「図書館情報学」というあまり聞き慣れない学問。実は,情報流通の観点から医学の発展に寄与したり,医学が直面する問題の解決に取り組んだりしています。医学情報の流通や研究評価などの最新のトピックを,図書館情報学の窓からのぞいてみましょう。 [第4回]Plan Sがやって来る ヤァ! ヤァ! ヤァ!(前) オープンアクセスのこれまで 佐藤 翔(同志社大学免許資格課程センター准教授) (前回よりつづく) 2018年9月,cOAlition Sの設立と同時に発表された計画が,世界の学術情報流通関係者を震撼させました。その計画の名は「Plan S」。研究成果の即時・完全なオープンアクセス(以下,OA)化実現をめざす,有り体に言えば世界中の学術雑誌を「読者(その所

    Plan Sがやって来る ヤァ! ヤァ! ヤァ!(前) オープンアクセスのこれまで | 2019年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院
    egamiday2009
    egamiday2009 2020/06/15
    “出版者がOA雑誌を創刊・買収したり,追加料金をとって購読型雑誌の一部をOAにする商売を始めたり…この状況を打破すべく出てきたのが,Plan Sです!”
  • medRχivの挑戦 医学分野対象のプレプリントサーバーの登場 | 2019年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院

     図書館情報学の窓から 「図書館情報学」というあまり聞き慣れない学問。実は,情報流通の観点から医学の発展に寄与したり,医学が直面する問題の解決に取り組んだりしています。医学情報の流通や研究評価などの最新のトピックを,図書館情報学の窓からのぞいてみましょう。 [第3回]medRχivの挑戦 医学分野対象のプレプリントサーバーの登場 佐藤 翔(同志社大学免許資格課程センター准教授) (前回よりつづく) 2019年6月5日,医学分野(medical and health sciences)を対象とするプレプリントサーバー「medRχiv」(https://www.medrxiv.org/,図)の設立が発表されました。設立者は米イエール大の研究者らと,生命科学分野のプレプリントサーバー bioRχivを運営する米コールド・スプリング・ハーバー研究所(以下,CSHL),そしてBMJ誌の発行元として

    medRχivの挑戦 医学分野対象のプレプリントサーバーの登場 | 2019年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院
    egamiday2009
    egamiday2009 2020/06/15
    “サイト内の至る所,そして個別のプレプリントにも「これは査読を経ていないプレプリントである」と明示されます”