望月昭秀『土偶を読むを読む』文学通信(2023年9月1日) 2022年4月に索引を紹介した竹倉史人さんの著書『土偶を読む』に対する反論の書が先日出版されました。今回はその望月昭秀さんが書かれた『土偶を読むを読む』に関連する索引を紹介します。 ※今回紹介した索引の雑誌記事コピーをご希望の場合は、遠隔地の方でも資料配送サービスで取り寄せることが出来ます。どうぞご利用下さい。 竹倉史人さんは土偶は当時の人が食べていた「栗」や「クルミ」や「サトイモ」や「貝」などを象ってつくられた精霊像ではないか、という新説を打ち出し『土偶を読む』で発表しました。『週刊現代』2023年7月22日号によると発売から数カ月で学術書としては異例の2万部を突破したしそうで、優れた研究や論評に贈られる「サントリー学芸賞」も受賞しました。