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YOSHIDA Hiroshi 吉田寛 on Twitter: "アンチノミー（対立、矛盾）がないと思考が立ち上がらない（人はモノを考えない）という、よく知られた言い方がありますが、同じようなものを私は「フィクション」にみています。「現実」は果てしなくクソで、そこで私たちは果てしなく思考停止です。フィクションがあるから私たちは思考できるのです。"
YOSHIDA Hiroshi 吉田寛 on Twitter: "黄金期の日本のマンガやアニメやゲームは、それらが Made in Japan だという事実とは無関係に（受容者にも意識されずに）世界中で受容されていたわけで、そのクオリティを可能にした条件をこそ、今われわれは学ぶ（真似る）べきだと… https://t.co/BqBmYuIIsN"
YOSHIDA Hiroshi 吉田寛 on Twitter: "「ドイツでは日本と違い、大学のランキングではなく、大学で学んだ内容（学部名）で就職が決まる。その上で、日本語学の人気はガタ落ちしている」というのが、現在提携しているドイツの大学の教員の言。つまり、日本語を活かせる仕事がない。日本にいる日本人としてはどうしようもないが、深刻な現実。"
YOSHIDA Hiroshi 吉田寛 on Twitter: "日本の大学教育は「日本人のため」だけにあるのではありません。優秀な外国籍の学生を（日本人と区別せずに）受け入れて世界中で活躍できるように育てる。それが「日本の大学」の重要な責務です。しかしそれが回り回って日本の「国益」や「名誉」になるはずです。そして、これはどこの国でもそうです。"
YOSHIDA Hiroshi 吉田寛 on Twitter: "六月に立命館大学で、カナダ出身で今はドイツのライプツィヒ大学に勤めるゲーム研究者マーティン・ピカール Martin Picard 氏が集中講義をします。『ビデオゲーム百科事典』の Japan の項目を執筆した方です。おそらく公開講義のかたちになると思いますので、またご案内します。"
YOSHIDA Hiroshi 吉田寛 on Twitter: "（続）「海外から日本を訪問中の（しばしば超一流）研究者が行き場がなく国内をさまよう」現象が最近、多くの分野で散見されるそうです。双方にとって、もったいないことだと思います。大袈裟な対応はいらず、せいぜい話し（呑み）相手くらいになれば十分なので、皆さんもっと積極的になりましょう。"
YOSHIDA Hiroshi 吉田寛 on Twitter: "以前、日本をよく知るドイツ人の同業者と話していたときに、「日本では文化的な議論・論争の場として「新書」があることが大きい。ドイツでは新聞くらいしかない」と言っていて、なるほどと思った。新書クラスの「知的かつカジュアルな出版物」が自国語で出版されている国は、日本ぐらいではないのか。"
YOSHIDA Hiroshi 吉田寛 on Twitter: "学術コミュニティの崩壊は、わりと簡単に判断（もしくは定義）できる。それは「同業者の仕事に関心がない」ということだ。俄には信じられないかもしれないが、私が知っている幾つかの学会がすでにそういう状態に陥っている。同じ学会メンバーによる最新の論文や著書をすら、彼ら彼女らは読まないのだ。"
YOSHIDA Hiroshi 吉田寛 on Twitter: "午前の部では、鶴見俊輔の限界芸術論を再検証する発表が印象的だった。日本の大衆文化をポジティブに語りつつも、それを決して「美学化」しなかった彼の視点は、今こそ再評価に値する。それをフランス人の口から言われると、すごく説得力がある。「カワイイ文化」とか自讃して喜んでる場合ではないと。"
YOSHIDA Hiroshi 吉田寛 on Twitter: "あるいは、これは昨晩の呑み会でも喋ったことですが、日本のビデオゲームが「浮世絵」の二の舞になる可能性も大。100年後にそれらがきちんと保存されているのは結局イギリスとアメリカだけでした、みたいなオチ。まあ人類の遺産という観点からはそれでもいい（日本がやらなくてもいい）わけですが。"
YOSHIDA Hiroshi 吉田寛 on Twitter: "補足すると、研究は「周囲の人間を論破」するためにやるものではありません。そんな小さな射程でやっていてはダメ。そのテーマに関する先行研究（者）すべてを論破するつもりでやらないと。たいてい成功しませんが、それでいいのです。逆に言えば、研究者は安易に「ハイ、論破！」などと口にしません。"
YOSHIDA Hiroshi 吉田寛 on Twitter: "立命館大学ゲーム研究センター @rcgstudies へのゲーム資料（ハード、ソフト、書籍雑誌など）の寄贈ガイドラインを整備し、寄贈募集を開始いたしました。皆様のご自宅やご実家等に眠っているゲーム関連資料をぜひ同センターにご寄贈下さい。http://t.co/YCu1N1ZtUa"
YOSHIDA Hiroshi 吉田寛 on Twitter: "これは学部でも大学院でも同じだと思うけど、指導教員はあくまでも「ペースメーカー」でしかなく、学生の「代わりに走る」ことはできず、その「背中を押す」ことすら反則になる。ペース配分やゴール設定については指導教員と一緒に考えることだが、学生は自己流でもいいから「一人で走る」必要がある。"