フランス・パリ近郊ナンテールの国民戦線(FN)党本部で記者会見するマリーヌ・ルペン党首(2016年11月9日撮影)。(c)AFP/Martin BUREAU 【11月10日 AFP】米大統領選で共和党候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が驚くべき勝利を収め、欧州連合(EU)離脱を選んだ英国民投票に続いて専門家の政治予測を覆す展開となる中、フランスでも来年の大統領選で極右政党、国民戦線(FN)のマリーヌ・ルペン(Marine Le Pen)党首が番狂わせを実現するのではないかとの見方が真剣に論じられ始めている。 仏大統領選は第1回投票と決選投票の2段階に分かれて行われるため、非主流派の候補が想定外の勝利をつかむのは困難だ。だが、ルペン党首はトランプ氏の勝利に歓喜し、来年の政権奪取に向けた幸先の良い兆しと見ている。 「昨夜起こったことは、この世の終わりではない。一つの世界が終
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