AWS Summit Japan 2024 にて、セキュリティ & One-AWS Zone ミニステージでの登壇資料です。 「負荷テストは、AWS を使ってどう楽になるか?」についてお話しました。スライド内のリンク類はコチラ→https://mabuchs.hatenablog.com/entry/…
あしざわです。 現在開催されているAWS re:Inforce 2024 のKeynote にて、AWS IAMのrootユーザーおよびIAMユーザーのMFA(多要素認証)としてPasskeyのサポートが発表されました。 AWS What's newブログ、AWS Blogの両方で発表されています。 概要 本アップデートによって、AWSのrootユーザー、IAMユーザーのMFAデバイスとしてPasskeyが利用できるようになります! AWS側で発行したPasskeyをGoogleアカウントや1passwordなどのクラウドサービスに登録することで、MFA認証としてPasskeyを利用してAWSアカウントにログインできるようになります。 AWS Blogに以下のように記載があるため、初回のリリース時はPasskey+パスワード認証のみでパスワードの利用は必須であるようです。今後のリリースでP
はじめに SREチームの大木( @2357gi )です。 ECS Serviceのオートスケーリングやバッチなど、ECS Taskの起動停止が頻繁に行われる環境でAWS Configを有効にしていると、AWS Configのコストが無邪気に跳ね上がってしまうことがあります。 インターネット上では特定のリソースを対象外にすることによりコストを抑える手法が多くの記事として見かけますが、対象外にするとAWS Config側で「リソースタイムラインの表示」ができなくなったり、Security hubで使用する情報の記録を行うことができなくなってしまいます。 そこで、特定のリソースを「記録から除外」するのではなく、「日時記録に設定」することにより前述した懸念点を解消しつつ、コスト削減をすることができたので紹介します。 経緯 我々のプロダクトでもサービスのスケールや機能拡大に伴い AWS Config
Update 7.05.2024 The S3 team is working on a fix: https://twitter.com/jeffbarr/status/1785386554372042890 Imagine you create an empty, private AWS S3 bucket in a region of your preference. What will your AWS bill be the next morning? A few weeks ago, I began working on a PoC of a document indexing system for my client. I created a single S3 bucket in the eu-west-1 region and uploaded some files th
https://platformengineering.connpass.com/event/310994/ で発表させて頂いた内容になります。
AWSのログ管理についてはいくつか考えるポイントがあると思います。 どのログを保存するか。 CloudWatch Logs(以下CW Logsと記載)とS3のどちらに保存するか、もしくは両方に保存するか などなど。 システムの特性によるところも多いかと思いますが、自分の中でのログ管理のベースラインが定まりつつあるので、頭の整理がてらまとめます。 自分の中での大まかな方針としては以下です。 S3に保存できるものは基本S3に保存する。 以下の場合は、CW Logsに保存する。必要に応じてS3に転送する。 アラームを出したい場合 さっとCW Logs Insightでログを確認したい場合 CW Logs に出さざるを得ない場合 全体像としては以下になります。 なおあくまで個人的な経験に基づくものなので、実際にはシステムの特性を踏まえて方針の決定が必要かと思います。 またこれは必要、これは不要など
小西秀和です。 2024年2月1日以降、Gmailでは迷惑メール削減を目的として、Gmailアカウントにメール送信する送信者は送信元アドレスのドメインにDKIM(DomainKeys Identified Mail)、SPF(Sender Policy Framework)の設定が必要となりました。 また、Gmailアカウントに1日あたり5000件以上のメールを送信する場合にはDMARC(Domain-based Message Authentication, Reporting, and Conformance)の設定も必要となっています。 参考:Email sender guidelines - Google Workspace Admin Help このような事情から最近再びDKIM, SPF, DMARCの設定に関する話題が多くなっていたので、今後の新規ドメインによるメール送信も考
神奈川県高校入試のネット出願システムの不具合影響を受けた利用者として、Gmailを扱えないメール環境について外部から調査しました。 出願システムで独自実装されたメールシステムの不完全な実装と、メール関連のDNSの設定不備が原因であった可能性が高いと推測します。 2024年の神奈川県立高校入試出願システムの不具合の影響を受け、@gmail.comのメールアドレス を利用出来なかった一利用者として、 インターネットから参照可能な範囲で、出願システムのメール環境について調査。 被疑箇所の推定と、状況を改善する対策について検討する機会がありましたので、紹介させて頂きます。 神奈川県公立高等学校入学者選抜インターネット出願システムの稼動状況について MX設定 「mail.shutsugankanagawa.jp」のMXレコードを確認しました。 1/18(21時) $ dig mx mail.shut
本記事では GitHub Actions で pull_request event の代わりに pull_request_target を用い、 workflow の改竄を防いでより安全に CI を実行する方法について紹介します。 まずは前置きとして背景や解決したいセキュリティ的な課題について説明した後、 pull_request_target を用いた安全な CI の実行について紹介します。 本記事では OSS 開発とは違い業務で private repository を用いて複数人で開発を行うことを前提にします。 長いので要約 GitHub Actions で Workflow の改竄を防ぎたい GitHub の branch protection rule や codeowner, OIDC だけでは不十分なケースもある pull_request event の代わりに pull_r
IAM Identity Center Temporary elevated access management (TEAM) Automated, approval based workflow for managing time-bound elevated access to your multi-account AWS environment Get started View on GitHub TEAM is an open source solution that integrates with AWS IAM Identity Center and allows you to manage and monitor time-bound elevated access to your multi-account AWS environment at scale. The sol
Amazon Web Services(AWS)は、セキュリティの強化の一環として、AWS Organizations管理アカウントのrootユーザーでマネジメントコンソールにサインインする場合、2024年半ばから多要素認証を必須にすることを明らかにしました。 Not using MFA? You should be. Starting in 2024, we're enhancing our MFA requirements to further strengthen our customers' default security posture. Learn more in this blog post. #securebydesign #MFA #security #protect #shieldsuphttps://t.co/2nBtdxFoxj pic.twitter.com/E
こんにちは、後藤です。今回はAWS構成における踏み台についての記事です。 データベースなどのインターネットに繋げたくないリソースに踏み台リソース経由でアクセスさせることは、セキュリティ設計としてよくある構成だと思います。 今回はその踏み台リソースに「ユーザーログイン有無を検知して自動停止する」ロジックを組み込んだ方法を共有します。 また、一般的によく用いられるのはEC2だと思いますが、今回はECS on Fargate(以降はFargateと略)を使います。しかも自動停止ロジックにLambdaを使いません!!コンテナの中で完結させます。 踏み台を設計する時に気になること そもそも踏み台について設計する際に何が気になるのでしょうか。それはOS管理負担と自動停止です。 踏み台にEC2を用いるとOSパッチ適用などの運用コストが発生します。業務系サーバでないのに心労が重なるのはなるべく避けたいとこ
[アップデート]IAMのアクセスアドバイザーでは、140以上のAWSサービスを対象に、アクションレベルで「最終アクセス日時」が確認できるようになりました はじめに AWS IAMのアクセスアドバイザーでアクションレベルでの「最終アクセス日時」が確認できるサービス数は、140以上に増えました。 IAMのアクセスアドバイザーとは、IAMエンティティ(ユーザー、ロール、グループなど)が、AWSサービスごとの最終アクセス日時や、アクセス可能なAWSサービスを確認できる機能です。 従来は、IAMやLambda、S3、EC2などの一部のAWSサービス数のみ、アクションレベルで「最終アクセス日時」が確認できていました。 以前も以下の記事のようにアップデートがありました。 今回のアップデートでは、140以上のAWSサービスを対象に、アクションレベルで「最終アクセス日時」が確認できるようになりました。 これ
Trivy の「Misconfiguration Scanning」は Terraform をサポートしていて(AWS CloudFormation もサポートしている👏),Terraform コードのセキュリティ課題や設定ミスを検出できる❗️Trivy を活用した Terraform のスキャンを試した作業ログをまとめる📝 aquasecurity.github.io tfsec から Trivy へ 🔜 tfsec は現在も使えるけど,今後は Trivy に移行する流れとなっている💡 GitHub Discussions に今年2月頃 tfsec is joining the Trivy family というアナウンスが投稿されている❗️ github.com さらに GitHub の tfsec リポジトリ(master ブランチ)に今年5月頃 Migrating from
Publication Date: 2023/08/08 1:00 PM PDT AWS is aware of CVE-2022-40982, also known as “Gather Data Sampling” (GDS) or “Downfall”. AWS customers’ data and instances are not affected by this issue, and no customer action is required. AWS has designed and implemented its infrastructure with protections against this class of issues. Amazon EC2 instances, including Lambda, Fargate, and other AWS-manag
Compromising an organization's cloud infrastructure is like sitting on a gold mine for attackers. And sometimes, a simple misconfiguration or a vulnerability in web applications, is all an attacker needs to compromise the entire infrastructure. Since the cloud is relatively new, many developers are not fully aware of the threatscape and they end up deploying a vulnerable cloud infrastructure. AWSG
AWS ヘルスダッシュボードで確認できる特定のイベントの「影響を受けるリソース」を AWS CLI で一覧出力する方法を確認しました。恐らく誰も触ったことでないであろう、aws health describe-affected-entities コマンドを叩いてください。 コンバンハ、千葉(幸)です。 AWS Health Dashbord ではさまざまなイベントが確認できます。例えば「特定の EC2 インスタンスで再起動を伴うメンテナンスが予定されている」といったイベントです。 イベントの詳細画面から「影響を受けるリソース」を確認できます。以下の画像のイメージです。 上記の例では「影響を受けるリソース」はひとつだけ記録されていますが、イベントによっては複数のリソースが羅列されます。 皆さんは、特定のイベントについて「影響を受けるリソース」を AWS CLI で一括で取得したいと思ったこと
[新サービス多数] AWS re:Inforce 2023 CJ Moses キーノート レポート #AWSreInforce こんにちは、菊池です。 今回はアメリカ、アナハイムで開催中のAWSのセキュリティカンファレンスである、AWS re:Inforce 2023に参加しています。 Watch re:Inforce online この記事は、AWSのCISOであるCJ Mosesによるキーノートのセッションレポートです。 セッション概要(公式より引用) Join CJ Moses, Chief Information Security Office (CISO) for AWS, as he shares how to accelerate innovation and how you can scale your security practices with the most se
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