被災地を元気づけようと、廃車になり盛岡市の公園に展示されていた蒸気機関車を復活させるプロジェクトで、復元作業がほぼ終わり、さいたま市で蒸気機関車の釜に火を入れる「火入れ式」が行われました。 復元されたのは、昭和15年に製造され東北地方で活躍したあと昭和47年に引退した蒸気機関車の「C58」です。 JR東日本は東日本大震災の被災地を元気づけようと、盛岡市の公園に40年にわたって展示されていた「C58」をさいたま市大宮区にある車両センターに運び込み、数万点にも及ぶ部品を分解するなど1年間かけて復元作業を進めていました。 作業はほぼ終了し、12日、関係者およそ60人が集まって釜に火を入れる「火入れ式」が行われました。 蒸気機関車に火が入れられるのは41年ぶりで、運行の安全を祈願したあと、運転台から釜に火が入れられると煙突から煙がたち上りました。 復元作業を担当してきたJR東日本の正田和弘主任は「
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