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【沿線革命016】 小田急線の複々線化を機に「千鳥停車」導入で通勤ラッシュ&遅延は解消する! 阿部等(交通コンサルタント) 小田急線の現在の混雑と遅れ 東京圏における主要31区間の混雑率(平成25年度)(https://www.mlit.go.jp/common/001050444.pdf)によると、世田谷代田→下北沢のピーク1時間の混雑率は188%である。『都市交通年報』の各年版を追うと、最大は1970(平成45)年度の232%である。 利用者の実感はもっと高いだろう。ピーク1時間の運行本数27本に対しデータではなぜか29本となっており、さらに毎朝5分程度は遅れているので実際には25本以下となっている。計算上の分母を小さくすれば混雑率は大きくなる。 何より、大半の旅客が新宿・代々木上原・下北沢またはその遠方を目的地とするので、各停は比較的空いており、相模大野以遠からの急行が特に激しく混雑
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