肝心なことに答え(られ)ない?この人たちの責任(組織委の橋本聖子会長と丸川珠代五輪相=右)/(C)日刊ゲンダイ 菅首相は「安全・安心な大会」を繰り返し、五輪開催に猪突猛進。しかし、選手向け行動規則集「プレイブック」の出来は悪く、「安全・安心」を担保するには程遠い。大会組織委員会も無理に無理を重ねて機能不全に陥り、“スガ化”に拍車がかかる。こんな調子でパンデミック下の五輪を遂行できるわけがない。 東京五輪公式グッズは死屍累々…さっぱり売れず、メーカーからは“怨嗟の声”が ◇ ◇ ◇ 初版を更新し、細かな感染対策などを示した「プレイブック第2版」は4月28日に公表されたが、世界から悪評ふんぷんだ。米医学誌は「科学的に厳格な評価に基づいていない」とし、五輪開催による感染拡大を警戒している。 ■要の「毎日検査」と「バブル方式」はザル 医療関係者が懸念するのは海外選手の「毎日検査」だ。プレイブッ