「次代のジョブズ」没落 巨額詐欺裁判に全米注目 2021年09月16日07時09分 裁判所を出る米ベンチャー企業セラノスの共同創業者エリザベス・ホームズ被告(左)=8日、カリフォルニア州サンノゼ(AFP時事) 【シリコンバレー時事】先進的な血液検査技術の開発をうたい巨額の資金を集め、後に詐欺罪で起訴された米ベンチャー企業セラノスの共同創業者エリザベス・ホームズ被告の裁判が始まった。有罪なら最高で懲役20年。一時は「次代のスティーブ・ジョブズ」と祭り上げられた女性経営者の没落に全米が注目している。 リアーナさんの資産1860億円、副業で成功 「バルワニ氏を頼ったことが過ちの一つだった」。西部カリフォルニア州で8日審理が始まった詐欺など12件の罪を問う裁判で、弁護人は共同創業者の男性による精神的な虐待が原因だったとして、無罪を主張する考えを明らかにした。 セラノスは2013年、一滴の血液でさま