職場のパワーハラスメント対策として、厚生労働省は、企業に対して防止措置を初めて義務付ける法改正の骨子案をまとめた。 細部を詰め、来年の通常国会へ関連法案の提出を目指す。 ...続きを読む
ショウガやニラ、ナスなどと並び高知県が出荷量日本一を誇る特産品がある。ソウダガツオを使った「宗田節」だ。一般的な知名度は低いものの、カツオ節に比べると力強くコクのある味が特長で、そばやうどんなど麺類のダシとして使われている。最大の産地の土佐清水市では一本釣りで大切に水揚げされ、手間暇かけて作られている。「和食」が世界無形文化遺産に登録されたこともあり、注目を集めそうだ。 高知市中心部から車で2時間半ほどかかる県西部南端の漁師町、土佐清水市。訪れた4月24日の夕方になると漁を終えた船が下ノ加江漁港に次々と戻ってきた。釣り上げたソウダガツオが保管されたコンテナが次々とクレーンでつり上げられ、水揚げされた。 この日は比較的大漁で、1匹当たり500グラムのソウダガツオを1トン近く釣り上げた漁師もいたという。地元の船主会の会長を務める船長利男さん(60)は「下ノ加江ではすべてサオで一本釣りする。傷つ
東京都立葛西臨海水族園(江戸川区)のマグロやカツオが大量死した問題で、今月22日に投入したマグロと同じサバ科のスマ29匹のうち、12匹が死んでいたことが28日わかった。 6月中にクロマグロを追加し、大量死前の状態に戻す予定だったが、同園は「減り続ければ、予定の変更も検討する」と説明している。 同園によると、スマは投入翌日から減り始めた。大部分が背骨などを骨折しており、水槽への衝突が原因と見られる。環境の変化で一定数が死ぬことは想定されているが、1週間で4割が死んだのは「多すぎる」とし、同園は研究機関に詳細な検査を依頼する。 同園では、昨年12月1日時点で、クロマグロ、ハガツオ、スマの計165匹を飼育していたが、3月にクロマグロ1匹にまで減少。大量死の原因は不明のままだが、今月15日にハガツオ21匹、22日にスマ29匹を投入し、6月中に元の状態に戻すことを目指していた。
西条の河口にシラウオ 愛媛初の生息確認2015年05月28日(木) ツイート 県内で初めて見つかったシラウオ(県水産研究センター栽培資源研究所提供) 瀬戸内海沿岸で絶滅の恐れがあるとされ、これまで愛媛では記録が残っていないシラウオの成魚1匹を2014年3月に西条市の中山川下流で発見したとする論文を、県水産研究センター栽培資源研究所(伊予市)の研究員らがこのほど、徳島県立博物館(徳島市)に投稿した。執筆した清水孝昭主任研究員(49)は「数は少ないが、近辺に生息しているのでは」とみている。 今回見つかったシラウオは雄で、全長約9センチの細長い乳白色。14年3月、同センター環境資源室(宇和島市)の久米洋主任研究員(48)=当時東予駐在=が中山川の調査のため網で採取したアサリなどに交じっていた。徳島県立博物館に標本として保管される。 清水主任研究員は「見つかったのは大きな収穫。沿岸をあまり離れない
鶴岡市の魚、何がいい? 10種類から公募へ 2015年05月28日 07:34 市町村合併10周年と来年の全国豊かな海づくり大会開催を記念し、シンボルとなる市の魚を制定する鶴岡市は27日、第1回制定委員会を市役所で開き、鶴岡と関わりが深い10種類の魚介類から市の魚候補を公募することを決めた。 委員会は有識者や漁業者ら6人で構成し、県漁業協同組合の田村勇次常務理事を委員長に互選した。協議では、天皇、皇后両陛下が同大会で放流される予定の魚種を中心に▽クロダイ▽トラフグ▽ヒラメ▽サクラマス▽紅エビ▽マダイ▽マダラ▽口細カレイ▽ハタハタ▽ズワイガニ―の10種を選定。6月10日~7月21日に公募し、この10種の中から二つまで選んでもらうことを確認した。 8月上旬に第2回制定委員会を開いて公募結果を基に協議し、榎本政規市長に報告する。これを踏まえて榎本市長が市の魚を決定。9月に開催予定の同大会プレ
世界のかつお・まぐろ類の消費量の伸びは著しい。漁獲量も1982年の190.1万トンから2012年には488.9万トンと、約2.6倍にも拡大している。とりわけ、かつお類の漁獲量の伸びは大きく、世界のかつお・まぐろ類の漁獲量の57%を占めて279.5万トン。30年間で約3.5倍の伸びになる。 その一方で、かつては世界一の漁業国であった日本の地位が低下している。総漁業量は1982年時には1282万トンだったが、2012年には484万トンと3分の1に激減。中国などに後れをとり、いまは世界第8位に甘んじている。かつお・まぐろ類の漁獲量に関しても、日本は45.8万トンで世界第2位を維持しているものの、第1位のインドネシアの66.6万トンに大きく引き離されている状態だ。 このように苦戦する日本の漁業だが、その理由は何なのだろうか。 深刻な高齢化問題 自民党本部で5 月26日、かつお・まぐろ漁業推進議員連
ビックカメラが、クラウド型ライブコマース・サービス「TAGsAPI」(株式会社Mofflyが提供)を利用してライブコマースを実施
気仙沼湾を見下ろす高台にあり、かまぼこ形の体育館が親しまれてきた気仙沼市の旧気仙沼女子高校舎の解体が、6月1日に始まる。跡地に災害公営住宅を建設するためで、地元住民は別れを惜しんでいる。 校舎は1971年12月に完成。半円形の屋根を持つ最上階の5階の体育館は「かまぼこ体育館」と呼ばれ、湾のシンボルのひとつとなった。 同高は少子化や東日本大震災の影響で2014年3月に閉校。気仙沼市は女子高跡地を含む入沢地区に災害公営住宅(61戸)を建てるため、今春、解体準備に入った。校舎は8月いっぱいで取り壊される。 近くの仮設商店街でたい焼き店を営む小野寺千代子さん(58)は「(解体が近づき)校舎にカメラを向ける人が増えた。復興のためだから仕方ないが、湾のシンボルだったので寂しい」と話した。
◆漁業ツアー開催 ブログで日常紹介◆ 復興支援のため気仙沼市唐桑地区に移住した若者らが、観光客や移住者を増やそうと、一般社団法人「まるオフィス」を設立した。漁業体験ツアーを開催したり、移住生活の様子をブログで発信したりするのが事業の柱で、代表理事の加藤拓馬さん(26)は「震災から4年が過ぎて、ハード面は整ってきたけど、人口減少は深刻。地域の再生を支えたい」と話している。 ◇地元メンバーと社団法人設立 神戸市出身の加藤さんは、20年前の阪神大震災を経験。住んでいたアパートに被害はなかったが、市外に避難したり、友だちが被災したりした。東日本大震災が起きたのは早稲田大学の卒業直前で、友人からのカンパを生活資金とし、ボランティア団体の一員として唐桑でがれきの撤去などに汗を流した。 インターネット関連企業に入社が決まっており、休職扱いにしてもらっていたが、「復興を最後まで見届けたい」と退職して唐桑に
三陸沖鯨類捕獲調査団は27日、石巻市内で記者会見し、同市鮎川港を基点に行ったミンククジラの捕獲調査結果を発表した。捕獲頭数は2003年に調査捕鯨が始まって以来、最少の19頭にとどまり、上限の51頭を大幅に下回った。 悪天候が続いて出港できない日が多かったり、海域にクジラの餌となる魚が少なかったりしたことなどが要因といい、茂越敏弘・調査団長は「データの精度を上げるため、調査海域や時期の見直しを考えたい」と話した。 調査捕鯨は、ミンククジラがイカナゴなどを食べることで、漁業に与える影響を調べるのが主な目的。鮎川港を基点にした半径約90キロの海域で4月10日から行われ、今月26日に終了した。
葛西水族園、クロマグロ来月中の搬入中止も 2015年5月28日6時0分 スポーツ報知 スマ11匹が相次いで死んだ葛西臨海水族園の大型水槽(写真は22日撮影) クロマグロなどが大量死した東京都立葛西臨海水族園(江戸川区)で、22日に回遊魚の大型水槽に29匹搬入したスマのうち11匹が死んだことが27日、分かった。同園で解剖したところ、背骨や頭蓋骨の骨折が判明した。スマはクロマグロと同じサバ科。 スマは、搬入翌日となる23日から毎日1~3匹死んでいる。同園が水槽付近のビデオカメラで確認したところ、数匹は水槽のアクリル板に激突していた。この日も2匹死に、死亡個体の病理検査を日大に依頼した。残り18匹の中には食欲のない魚もいるという。 同園は、クロマグロが残り1匹となった大型水槽に、6月中に約50匹を追加し「クロマグロ水槽復活」を目指している。ただ、今回の事態を受け飼育責任者は「最近10年で5日間
「生で食べたい」 時代が叶えた どんな場面でも、赤い姿は安心を与え、いないと穴があいたよう。マグロは食卓の看板役者だ。存在感は魚の中で別格、ごちそうの座を争う牛肉とも違う。 まずは寿司。銀座にのれんを出すような高級店であれ、郊外のスーパーの持ち帰りであれ、マグロなしに、にぎり寿司は成り立たない。居酒屋の壁の品書きにはコロコロに切った「マグロぶつ」、山あいの温泉宿の膳にも刺し身が一切れ、ふた切れ。いつでもどこでも、魚を生で食べたいという日本人から湧きでる思いをマグロは引き受け、船は近い海、遠い沖からマグロを集めるようになった。 そのかじ取りをしてきたのが、築地市場である。年間のマグロの取引額は620億円(2013年)、せりをする卸売会社が5社、650軒ある仲卸の3割がマグロ専業という大所帯。江戸時代からマグロを代々扱ってきた家族も仕事を続けている。市場の外では、海洋資源の管理が地球規模の課題
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く