いぶり噴火湾漁協伊達支所は、耳づり養殖で大きくしたホタテ2年貝の出荷を始めた。はしりのため、水揚げ量は少ないが、入札で1キロ350円前後の超高値が付き、幸先のいいスタート。浜に期待感が広がっている。 いぶり噴火湾漁協の主力はホタテ。2014年度(平成26年度)は養殖貝にザラボヤの付着被害があったが、円安と海外需要の増大で輸出向けが高値安定で推移し、過去最高の56億7千万円を販売。伊達支所の2年貝の取扱額も9億円に達した。 15年度の出荷も養殖部会(大内雅夫部会長、30戸)が担当し、来年3月までに計1760トンの水揚げを計画。このうちの2、3戸が16日と20日に出漁し、それぞれ沖合1~3キロに設置した耳づり養殖施設で2年貝を揚げた。 帰港後に家族らが手早く水洗いと選別作業を行い、同支所に搬送。荷さばき場で計量し、輸送用のトラックに積み込み、近隣の水産加工場に届けた。 川村守支所長は「今
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