気仙沼市の水産会社などでつくる「気仙沼の魚を学校給食に普及させる会」(臼井壮太朗代表)が、子どもたちを対象にした食育授業に取り組んでいる。深刻化する「魚離れ」を食い止め、地元水産業の復興を図る狙いだ。 同会は魚食文化への関心を高めてもらおうと、2012年から食育活動を始めた。気仙沼市だけでなく県内外の小学校などで漁師や水産加工業者を講師に招き、授業を実施している。 同会は1月30日、市立唐桑小5年生を対象にした授業を実施。講師の突きん棒漁師、小野寺庄一さん(42… この記事は有料記事です。 残り352文字(全文586文字)