北海道東部の太平洋沿岸のサンマ流し網漁で水揚げされた初物サンマの競りが15日、全国に先駆けて釧路市の地方卸売市場で行われた。水揚げ量は前年の半分以下となる約21キロで過去最少となり、1キロ当たり4万1040円の値が付いた。これまでで最も高かった平成30年の3万5640円を更新した。 新型コロナウイルスの影響で水産物の需要が落ち込んでいるが、釧路市漁協の担当者は「量が少ないので高値になった」と分析した。 最高値で競り落とした釧路市の水産加工業「マルサ笹谷商店」の笹谷剛専務(43)は、「注文もたくさんあったので頑張って買った」と語った。「昨年より少し小さいが、鮮度が良く最高のサンマ。刺し身で食べてほしい」と笑顔だった。
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