香美町が香住漁港で水揚げされる魚の干物をPRする「第3回香住の“ひもの”de料理コンテスト」の決勝審査会が、香住区の発酵食品会社「トキワ」であり、新温泉町職員の中尾良平さん(45)のハタハタを使った「あんかけハタバーグ」が見事、最優秀賞に選ばれた。 今回は、応募のあった47点のうち1次審査(レシピ)を通過した5点が決勝(調理)に進んだ。審査会は21日にあり、福岡市などから5人が参加。うち神戸市の主婦、田中智子さん(80)は最高齢の決勝進出となった。 参加者はハタハタやカレイなどの干物を使用し、4人分を3千円以内、50分以内の条件で調理し、出来上がった5品を浜上勇人町長らが「見栄え」「おいしさ」などで審査。審査委員長の料理研究家、杉立宏子さんは「全体に香美町の干物をよく分かっているレシピで、年々、レベルが向上している」と講評した。 中尾さんの作品について「ハタハタを生でミキサーし、ハタハタの