津波で流された、漁船の燃料を備蓄する「燃油タンク」が気仙沼港に再建され、竣工式が行われました。新しいタンクは津波への対策も取られています。 宮城県気仙沼市朝日町で行われた竣工式には、約120人が出席し、神事やテープカットで完成を祝いました。 完成した燃油タンク5基は、いずれも漁船の燃料となるA(エー)重油を蓄えるもので、高さ12メートル、直径11メートルほどの鋼鉄製で、1基あたり990キロリットルが貯蔵できます。 震災前、気仙沼港には重油や軽油のタンクが23基ありましたが、1基を除いて津波ですべて流されました。 このため完成したタンクは、国内で初めてピアノ線で強度を高めたコンクリートで覆うなどの津波対策が施されています。 気仙沼市 菅原茂 市長 「気仙沼港の機能がさらに高度化・進化、そして安全性を増したという意味合いで、きょうの竣工は大きい」 タンクにはすでに重油が入っていて、今後、カツオ
![新たなタンクは津波対策も! 気仙沼港の「燃油タンク」再建〈宮城〉(仙台放送) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4ee0fe81b9997efccfad7ebbe7362f86ee8c8ea9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flpt.c.yimg.jp%2Fim_siggHyDsIoyP9S3BvVBzkRxufA---x400-y225-q90-exp3h-pril%2Famd%2F20190621-00000008-oxv-000-thumb.jpg)