店頭でタイやマグロを無料配布 首都圏の鮮魚店が漁業者を支援 2020年06月21日07時11分 鮮魚店が漁業者を応援するフェアで使用する全店共通の店頭販促物(POP)(東京魚市場買参協同組合提供) 首都圏のデパ地下や駅ビルなどに出店する鮮魚専門店各社は20日から、新型コロナウイルスの影響で需要が落ち込んでいるマダイやハマチ、マグロなどの消費を促すため、店頭で刺し身などの無料配布を始めた。国の補助金を活用し、苦境に陥っている産地から魚を仕入れることで、漁業者を支援するのが狙い。店頭で魚を無料で配るサービスはほとんど前例がないという。 豊洲の魚、広がるネット販売 仲卸が窮地打開へ新サービス 無料配布は、東京・豊洲市場(江東区)で水産物を仕入れる小売業者などの団体、東京魚市場買参協同組合が実施。加盟する小売り大手の魚耕や魚力、北辰水産、吉川水産、大川水産、角上魚類が運営する首都圏などの合計約20