バンクーバー五輪フィギュアスケート男子銅メダリストで2014年に引退した高橋大輔(32)が1日、都内で会見し、現役復帰を表明した。 昨年末の全日本選手権で、現役選手の戦いに刺激を受けたことがきっかけになった。また、右ヒザ関節炎のため、14年の世界選手権を欠場したことも決断を後押しする要因になった。 これからの人生を「パフォーマーとして生きていきたい」と語り「今までは期待に応えたいとか、そういった部分で戦っていた。今回は誰かのためにとかはない。自分だけのためにやっていきたい」と心境の変化を明かした。 復帰は「とりあえず1年ということで」と1年限定を見込み、12月の全日本選手権を目標に定めた。国際大会への出場は「現時点では考えていません」と慎重。4年後の北京五輪も「35でしょ。無理だと思う」と否定した。ただし、今後の調子によっては競技期間の延長も含めて検討する姿勢を示した。 練習は4月から徐々