GHQから守った戦禍写真=東京大空襲撮影の石川さん−遺族「若い人に見てほしい」 太平洋戦争中、警視庁の警視総監から東京空襲の被害状況をレンズに納めるよう命じられたカメラマンがいた。同庁の警察官だった故石川光陽さん(1989年、85歳で死去)。45年3月10日の東京大空襲も撮影し、戦後はネガを自宅の庭に埋め、戦禍の写真を没収しようとした連合国軍総司令部(GHQ)から守り抜いた。大空襲から10日で70年となる。 石川さんの次女令子さん(74)によると、石川さんは27年に警視庁に入庁。かつて東京都内の写真館で修業した経験を買われ、警視庁ではカメラマンを務めた。東京空襲が始まると、警視総監から被害を記録するよう特命を受けた。 昼夜を問わず、空襲警報が鳴れば、カメラを手に飛び出した。「頑固で根性のある人。死と隣り合わせになりながらも猛火に向かったのだろう」と令子さん。火の粉が舞う中を移動したため
苦闘続く日本距離陣=予算削減でやり繰り−世界ノルディック 女子10キロフリーで7位に入った石田正子=2月24日、スウェーデン・ファルン(AFP=時事) 【ファルン(スウェーデン)時事】1日までスウェーデンのファルンで行われたノルディックスキー世界選手権で、距離の日本勢は強化費削減の中で奮闘したが、目を引く結果は少なかった。 女子10キロフリーで石田正子(JR北海道)が7位、小林由貴(岐阜日野自動車)が11位と健闘。男子50キロクラシカルでは吉田圭伸(自衛隊)が終盤まで先頭集団に食らい付いたが、前回の12位を下回る17位だった。吉田は「(トップとの差は)広がっている。世界は高速化し、最後の5キロでも最初の5キロのような走りをする」と厳しく受け止めた。 ソチ五輪でメダルを獲得したジャンプや複合に比べ、不振だった距離の強化費は大幅に削られた。全日本スキー連盟の鈴木但己距離部長によると、強豪国
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く