年末に家内とようやく劇場で『ホビット』を見物にいけたのであるが、これは大変興味深い素晴らしい作品でありました。 基本的に、13人のおっさんと爺さんとホビット(男)というおっさんの集団が安全第一で旅行をするという。 以下はネタバレも含むけどあんまりネタバレでもない感じなので、お好みで読んでね。 物語としては、とてもシンプルです。おっさんの群れが揃って宴会して、おっさんの群れが何かに見つかって捕らわれて逃げて、おっさんの群れが何かに見つかって捕らわれて逃げて、おっさんの群れが何かに見つかって逃げたあと、おっさんの群れが飛んで、おっさん同士抱き合って終わるという話。全編、最初から最後までおっさんが暴れておりました。 その間、ほとんど女っ気なし。道中、裂け谷に立ち寄って、例によってガラドリエル姐さんに扮した次世代バージョンへアップグレードした萬田久子が何一つ物語に絡むことなく画面上に数分存在したの
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