「監督のため」結束した侍 左手首痛の中田は強行出場 拡大 「小久保ジャパン戦いの軌跡【1】」 世界一奪回を目指した戦いが終わった。投打の柱に期待していた大谷が故障の影響で大会前に離脱し、メジャー組の参戦は青木1人というチーム編成だった。1次、2次リーグを6連勝で突破したが、米国の壁に阻まれた。小久保監督率いる侍ジャパンはいかに戦ったのか、デイリースポーツWBC取材班が迫る。 ◇ ◇ 試合後のミックスゾーン。目を真っ赤にして歩く選手の姿があった。「監督を喜ばせたかった」。1人、2人ではなく、多くの選手が口にした。高校野球に似た試合後の雰囲気。13年10月、常設化された日本代表監督に小久保監督が就任。「結束」が合言葉だった。 細かな入れ替えはあったが第3回大会終了後、小久保監督はほぼ主力を固定して戦った。青木は日本の強さを聞かれ、「監督が選手を信頼したこと」と即答。下半身の不安で嶋が大会直
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