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ブックマーク / masanork.hateblo.jp (29)

  • 首相「金ないのに結婚するな」テープ起こし - 雑種路線でいこう

    コメントで回答の発言全体の音声を教えていただいたので文字に起こしてみた。2ちゃんねるTwitterへの書き込みとを比較すると、明らかに発言内容に含まれない内容が追加されていることが分かる。これが意図的な捏造か、或いは書き込んだ方の記憶違いや、他の問答と混同してしまったのかは分からない。 ソースを明らかにして事実確認は留保したとはいえ、未検証の書き込みを紹介したことに責任は感じる。一方で改めて麻生氏の発言を文字に起こしてみると、バランスを取ろうとする気配りは感じられるし、結婚生活を成功させるために自己信頼が重要という来の発言の趣旨に対して言葉尻を捉えられているようにもみえる。 でぇ3つ目。立教大学、結婚。えー、金がねーから結婚できねーとかいう話なんだけど。そりゃ金がねーで結婚はしねぇほうがええんで、わーるね? (会場 笑) そりゃ俺もそう思う。あー、そりゃあ迂闊にそんなこたぁしない方がい

    首相「金ないのに結婚するな」テープ起こし - 雑種路線でいこう
    elm200
    elm200 2009/08/25
    カネがなかったら結婚しないほうがいいというのは、保守的な老人にとっては常識だろうから、目くじら立てるほどのものでもないがな。なんか言葉狩りみたいになってきて、いやな世の中じゃのう(とお茶をすする)。
  • 人材と経済成長の難しさ - 雑種路線でいこう

    人口減が始まったにも関わらず移民を受け入れていない日にとって経済成長を実現するためには生産性向上が必要で、突き詰めると人材なのだろうなあとは思う。しかし人材について政府が何ができるかというと心許ない。これまでも生涯教育とか再教育機関として大学を位置づけてきたはずだが、大学にそういった市場価値のある教育機能を求めても詮無いし、高い給与を支払える大企業の多くがラベルとしての学校歴に興味を持っていても学歴に対して敬意を払う領域は非常に限られる。 成長戦略で何よりも重要なのは、人材である。硬直化した労働市場で優秀な人材が不況業種にロックインされていることが日の成長率を下げている最大の要因なので、労働問題も派遣労働の禁止といった後ろ向きの話ではなく、人材を成長分野に移転する成長戦略として考えてはどうだろうか。人材活用のための再教育機関として大学を位置づければ、教育改革ともリンクする。成長戦略に必

    人材と経済成長の難しさ - 雑種路線でいこう
    elm200
    elm200 2009/08/19
    池田氏のいうようにやってみるしかないんじゃない?解雇法制を整備すれば、じわじわと効果は効いてくると思うが。すぐに変わるかといえば、どんな制度をいじってもすぐにはかわらないんじゃないの?
  • 公示期間後のブログ更新について - 雑種路線でいこう

    明日から衆院選の公示期間となる。公職選挙法を気をつけて更新する必要があるのだけれど、結局ブログで何を書いちゃまずいかが分からない。そう悩んでいたところに山口浩さんの総務省や警察への問い合わせは日的だが興味深い試みだ。 先日、twitterでのつぶやきが選挙運動にあたるかどうか、みたいな話題で一部が盛り上がっていたが、twitterもウェブサービスの1つなわけで、特殊な扱いになるわけがない。とはいえ、そもそも何がいけないんだっけ?というあたりを確かめたかったので、ちょっと聞いてみたら、見事にたらい回しにされたうえにうやむやにされた。 もともと当ブログは選挙運動を目的としておらず、各党の政策やら候補者の個々の注目すべき動きに言及することはあれど、自分がどこの党を支持しているとか、誰某を応援しているとは書いていないので、公示期間か否かに関わらず問題ないと考えて更新を続けるつもりではある。 先の

    公示期間後のブログ更新について - 雑種路線でいこう
    elm200
    elm200 2009/08/18
    何でも好きなことを書けばいいよ。警察が告発なんかできやしない - 彼らだってわからないないんだから。
  • 禁止脳の恐怖 - 雑種路線でいこう

    埼玉の女子中学生が自殺した事件を受け、文部科学大臣がケータイについて「携帯の学校への持ち込みについては近々、国として方向性を出す。特別な場合を除いて持たせないとか、学校では使わせないとか」と語ったらしい。実に馬鹿げている。そんなに禁止が効果的なら、いじめを禁止すればいいじゃないか。だいたいケータイの学校への持ち込みを禁止は以前から通達が出ているのに、効果がなかったことへの反省がない。まあ多感な時代に人間関係のトラブルで自殺なんて確率的には起こる話だし、これだけケータイが普及していれば、ネットでのトラブルが関連していることもあろう。問題は起こるべくして起きたし、それを見越して玉を仕込んでいたのだろうか。 ケータイに限らず、製造業派遣とか、ダガーナイフとか、薬のネット通販とか、とりあえず禁止って話が多すぎて、なぜかくも即物的に政治が動くのか理解に苦しむ。ワイドショーをみて憤る年寄りに対する人気

    禁止脳の恐怖 - 雑種路線でいこう
    elm200
    elm200 2009/01/22
    まあ、最近の日本は脳死状態ですから・・・。
  • 情けはロスジェネの為ならず - 雑種路線でいこう

    実際、米国の産業で起こったことはMBA上がりとか超高給ハイフライヤーと、ワーキングプアとの二極化だった訳だ。IT業界じゃIBMとかHPとか終身雇用を社是として掲げていた企業が90年代を通じて陥落し、古き良き米国の雇用慣行の生んだ中産階級は、ビッグスリー破綻で完全に底が抜けるんだろうか。 あんまり単純化したくない問題。新卒偏重主義を捨てるというのは同時に色々なセーフティーを切ることにもなりかねない。いわゆる会社員(ホワイトカラー)とそうでない人の格差が開いてみんな会社員を目指すという状態もおかしい。 ここであえて単純化すると、年齢経験不問というのはぶっちゃけ完全実力主義で、低成長を許容しないか、成長が必要とされない(つまり給料も上がらない)単純労働のどちらかだ。だから、過度に人材の流動性を求めることは格差の拡大に寄与するのだ!なんだってーーー 極論だけどね。 日で会社がセーフティーネットと

    情けはロスジェネの為ならず - 雑種路線でいこう
    elm200
    elm200 2008/12/13
    日本に独特の人事制度の数々はやはり種々の特殊日本的な前提条件によって支えられてきた。その前提条件が崩れつつある今日、人事制度だけが無事なわけがない。いまの人事制度をやめたとき、日本企業は存続できるのか。
  • 問題は内定取り消しより新卒偏重では - 雑種路線でいこう

    正社員だって整理されちゃう時代なら、内定を取り消されたって仕方ないだろって気もする訳ですよ。で、問題は内定取り消しそのものじゃなくて、それが今後のキャリアに大きく響いてしまう新卒偏重の方なんだよね。ところが首相のコメントとか労働基準監督署の指導とか、おかしな方向に走っている。役人も記者も新卒採用が多いから、自分が暗黙のうちに差別を認めていることに気づかないのかな。 どこの馬の骨ともつかない一般学生に100万やろうという話がでて、社会がそれに「かわいそうだ」とか同情する一方、100万円もあれば生きる事ができるかもしれない就職氷河期世代の非正規労働者に、質的な意味での同情の声は上がらないわけですよ。 麻生太郎首相は10日午後の参院予算委員会で行われた経済・社会保障に関する集中審議で、企業による新卒者の内定取り消しが増えていることについて「これから(社会人として)スタートする人が、かなり大きな

    問題は内定取り消しより新卒偏重では - 雑種路線でいこう
    elm200
    elm200 2008/12/11
    日本企業は、正社員を自社の社風に染め上げる必要があるのです。そのためには、うぶな新卒を採用して洗脳するしかない。この洗脳活動が経営に必要なかぎり、新卒一括採用はこれからも続く。
  • コンテンツ制作者は是非ともクーデターを - 雑種路線でいこう

    わたしも一端の物書きだが、原稿料に不満を持ったことはない。だいたい原稿料を聞いてから原稿を書いた試しがない。筆一えないだろうってことは初めて雑誌に原稿を書いた大学に入る少し前で思い知ったし、大学に入って間もなく原稿執筆よりも効率的な知に対する付加価値のつけ方を学び、いまの業だってその延長線上にある。 今こそ、コンテンツ制作者たちは真剣に怒るべきである。クーデターを起こすべきである。アーティストやその周辺の人がその気になれば理不尽な行いを糾せることは、昨年のハリウッドの脚家のストライキからも証明されている。そんなヒマがないなら、海外に避難する道を考えるべきであろう。 権利者の方々はしばしばリスペクトという言葉を使うが、iPodやHDレコーダを買う際に数百円余計なカネを、顔の見えない権利者に支払うことのどこがリスペクトなのか。僕は一端のクリエイターとして自分の書いた記事が論評されたり

    コンテンツ制作者は是非ともクーデターを - 雑種路線でいこう
    elm200
    elm200 2008/06/24
    まったくそのとおりだな。
  • まずはギークが経営に物申せる環境をどう創るか - 雑種路線でいこう

    僕は別にスーツが悪くてギークは被害者だなんて書いたつもりはないんだけど,現実問題として日の組織って経営に物申せる層までいこうとするとギークまでスーツにさせられてしまうし。日でもFellowとかDistinguished EngineerみたいなProfessional Pathがあっていいんじゃなかろうか。 向こうの技術ベンチャーじゃ,彼ら高等遊民こそ突き抜けてしまった若手を励ましつつ,変化の胎動を聞き出して噛み砕いて説明して経営陣を動かしているケースが多い気がするし。日も昔はあったのだが,株主重視の流れを汲む経営の可視化とか,90年代末以降の経営合理化で,実は重要だったのりしろが,かなり失われたんじゃないかな。 私がここで伝えようとしていることは、エンジニアが悪い・経営者が悪い、などという小さな話ではなく、企業のDNAというか存在意義のようなものが問われている、という点である。経営

    まずはギークが経営に物申せる環境をどう創るか - 雑種路線でいこう
    elm200
    elm200 2008/04/01
  • 変革へ向けた各々のリーダーシップ - 雑種路線でいこう

    帰りの飛行機で『3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代 (ちくま新書)』を読みながら東京に戻った。東大じゃトップノッチのエリートはとっくに日企業を見捨てているとか書かれていて、そりゃそうだろうと頷く。じゃあ血税を突っ込んで育てた俊英たちをごっそり外資の金融・コンサルに上澄みを持って行かれるってどうよとは思うが、こればっかりは日企業が不甲斐ないのだから仕方ない。 さてと、然るにリーダー教育とはなにかということを考えるときに、ゲイツやジョブズやエジソンやダ・ヴィンチを育成できるなどという前提はやはり捨てるべきだろう。エジソンは小学校すらろくに卒業していないんだから。 ではなんなのかというと、やっぱり管理職を前提に考えるべきだろうか。しかしそれはむしろ会社のアイデンティティーに依存することだから学校で教えられても困りそうだ。 講義名は僕が取り纏めを引き受ける前から決まってい

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  • 氷河期を知らない - 雑種路線でいこう

    正直なところ就職氷河期とか意識したことはない。だいたい誘われて働いたことしかないので就職活動をしたことがない。大学に入って最初の2年近くはフリーランス仕事していたが、それじゃ先輩から教わることも難しいし自分の持つ限られた知識でしか仕事できないから伸び悩むだろうと感じていて、当時の副社長から誘われた縁で前の会社に入った。最初は週2日くらい顔を出す契約だったのだが、3ヶ月目くらいに火のついたコンサル案件の立て直しで1ヶ月ほど会社に泊まり込んだ。 現代では、現場の主戦力となっている有能なエンジニアたちの集団転職の方がはるかに、会社を恐怖のどん底に突き落とすリーサルウェポンなのだ。 企業より労働者の立場の方が弱いというのは、あくまで一般論でしかないどころか、一般論としてすら怪しいんだ。 だから、マッチョたちは企業など恐れていない。 むしろ、企業の方がマッチョたちの顔色をうかがいながら経営しなけれ

    氷河期を知らない - 雑種路線でいこう
    elm200
    elm200 2008/03/02
    まあ、本質的なことが変わるにはずいぶん時間が掛かるけどな。
  • 小市民も幸せに暮らせる社会へ - 雑種路線でいこう

    小飼弾さんや僕のように獣道を這い上がって生きていける奴もいれば、いわれた通り真面目に勉強し逸脱しない小市民だっている訳でさ、日企業の強さってsync先輩のようなひとを大事に育てて馬車馬のように働かせてきたところにあるんだけどさ。 ちょっと時代が違えば僕が碌でもない革命家崩れとか出版奴隷のような仕事をして、sync先輩が大企業サラリーマンとして順風満帆な人生を送っていたかも知れない訳ですよ。そういう意味じゃ小飼弾さんのいう通り、最終的には自責ってか、いくらロスジェネだからって時代のせいにしたって詮無いよ。 結局、退職を余儀なくされることになり、転職活動を行っておりますが、これでも僕は「自己責任」なのでしょうか? それとも産まれてきた時代が悪かった。それだけなのでしょうか? 教えて!ダンコーガイ! 厳しい言い方だけれども、君は今の君の境遇を会社という他人のせいにしたくてしょうがないようだ。

    小市民も幸せに暮らせる社会へ - 雑種路線でいこう
  • 情より速く - 雑種路線でいこう

    確かに若者も気が漫ろになっている気はするけど、それって時代の空気を読んでるからじゃないかな。ずーっと会社を信じて汗水流して働いてきた団塊世代をお荷物扱いでリストラし、バブルに浮かれて適当に採ったバブル入社世代の給料が高くなりかかった頃にナンチャッテ成果主義で人件費を抑え、またちょっと景気が良くなったら浮かれてバブル顔負けの採用合戦をやって、そろそろ景気が冷え込むし採用を絞りこんで、十年後くらいに当時の無計画な採用を棚に上げて「これだからゆとり世代は」とかいうんじゃね。自分達もいずれ裏切られるかもって不安になれば、早くから自衛しようとするのも無理はない。 以下、エントリの論旨とは大分ずれた話になるけど、即戦力や即業績というのって、必ずしも企業側だけのメンタリティじゃないような気がする。学生の側だって案外そうなんじゃないのか?すぐに戦力になりたい、すぐに業績を出したい、すぐに認められたい。その

    情より速く - 雑種路線でいこう
  • やっぱり無駄な道路は多いぞ - 雑種路線でいこう

    もうちょっと調べてから書こうぜ。生活道路の予算を問題にしているのであれば赤木氏のいう通りだが、道路って国・県・市でそれぞれ整備している訳で、道路特定財源の暫定税率部分をはじめとした国税の部分は、高速道路の延伸をはじめとした贅沢な道路であって「居住地の自由」とは関係ない。 「居住地の自由」と「無駄な道路をなくせ」の論理は相いれない。無駄な道路を受け入れて居住地の自由を守るのか、居住地の自由を制限しても無駄な道路をなくすのか。 箱物行政批判は一見簡単に見えるけど、実は全然簡単じゃない。 実際問題として、地方が道路整備を求めているのも生活上の必要性よりは土建工事の事業量を維持したいからではないか。生活という点で見直すと、却ってストロー効果によって街の活気はなくなるのだろう。だから居住地の自由と財政支出の効率執行について道路については当てはまらないけれども、通信・放送のユニバーサルサービスとか、下

    やっぱり無駄な道路は多いぞ - 雑種路線でいこう
  • 文化の変遷への適応と流動性 - 雑種路線でいこう

    さほど目新しい話は書かれていないが、比較的よくまとまっている1冊。NGNについては以前から、何故かくも賢い人々が集まって珍妙な網をつくるのか不思議に思っていたんだが、書を読めば何となく理解できるようになる。 大雑把に要約すると技術系では設備投資計画を決める設備屋が強く、会社全体では人事を握り政治家と結びついている労務屋が強く、幹部は今も電話時代の成功体験に引きずられて、技術を分かって筋を通した人材の多くは関連会社へ飛ばされたらしい。 書では特に触れられていないが、かつて何故かくもADSLを忌避したのか、なぜπシステムのような中途半端な光化を推進したのか、外からみていて謎だったことの疑問も氷解する。そして書を読んで考えさせられたのは、成熟期にある企業が如何に時代の変化に適応し、古い企業文化から脱皮することが如何に難しいかということだ。 実際どうかは分からないので一般論になるが、順調に右

    文化の変遷への適応と流動性 - 雑種路線でいこう
  • 成熟社会で機能する雇用制度 - 雑種路線でいこう

    『虚妄の成果主義』は意外といいだが、論理に穴があるとすると会社が成長しなければ回らないことだ。努力に対して報酬ではなく仕事で報いるって、組織が成長して次々と新たなポストが新設されないと難しいからね。成長の続く業界トップ企業なら回るかも知れないけど、業界2位3位で利益が上がってなくて市場が縮小気味みたいな会社じゃ真似できない。そういう会社でも頑張る若手が報われるって非常に重要。ロスジェネ問題を考えた時も、どういう制度をつくれば若手育成に企業が投資するかって、よくよく考える必要がある。若手の使い捨てを許しちゃまずいし、新卒一斉採用だと卒業年次で著しく不平等が生じる。雇用法制をどう構築するかって様々な議論があって非常に難しいんだけど、思考実験として今よりも平等で人材育成の進む雇用制度を考えてみた。 まず新卒一斉採用は廃止して通年採用・年齢不問とする。そして採用時に正社員と契約社員を分けず、入社

    成熟社会で機能する雇用制度 - 雑種路線でいこう
  • 社会をhackする作法 - 雑種路線でいこう

    前職の時は方々のベンチャーに顔を出して、技術を金にするhackも手掛けていたんですが、いくつか社会の矛盾とぶち当たる経験をしてから、日じゃ個々の仕事をクロージングまではできても、あまり大きくはならないよな。社会全体が技術技術者を大切するようにできてなくて、それは中小ほどそうだから、個別のベンチャービジネスに足を突っ込んで数をこなす前に、もっと大きな社会の矛盾と向き合って、いずれ自分が新しい仕事をやりやすいような社会に変えた方が楽なんじゃないか、そういう方向で社会をhackした方がいいんじゃないか、と考えるようになりました。そのためには日村と関わりつつも、政府の補助金とか業界での持ちつ持たれつに頼る負い目とかはなく、義理とか柵から距離を置けて、勉強や調査に充分な投資と時間を確保できる立ち位置が必要だったんです。 「技術を作るhacker」というものがあるのなら、「技術を金にするhack

    社会をhackする作法 - 雑種路線でいこう
    elm200
    elm200 2008/01/13
    僕はあなたについて行きますよ。Let's hack the society together!
  • 誰が音楽文化を支えるのか - 雑種路線でいこう

    昨晩から国際会議を手伝うため京都にいる。新幹線を降りて地下鉄を乗り継ぎ、ホテルに着いたときは夜10時前だった。飲み屋を探して投宿している五条烏丸から徒歩で四条の商店街をとぼとぼ、高瀬川のあたりまで歩いて川沿いへ曲がるとアコースティックギターを抱えた女性が歌っている。誰か聴いているのかなあと思って周囲を見回すと、ひとり聴衆と思しきは通りがかりではなく付近に屯するポン引きだった。 傍でずっと聴いているのもこっぱずかしいので数百円の投げ銭をして明かりに照らされた小さなイーゼルを覗き込むと、CDが立てかけられていて200円と書かれていた。「これは自分で焼かれたんですか」と聞くと、彼女は嬉しそうにそうだという。ジャケットだけでなくCDのレーベル面にも素敵な意匠があしらわれていた。CDのブランクメディアが安くなったとはいえ、印刷の手間なども考えると面倒そうだし、元が取れているかどうかも疑わしい。ひとつ

    誰が音楽文化を支えるのか - 雑種路線でいこう
    elm200
    elm200 2007/12/04
    ああなんて素敵なエントリだろうか。感動した。
  • 絶望の果てに - 雑種路線でいこう

    わたしはMiAUとは意見を異にしているが、白田氏や津田氏、八田氏といったMiAUの面々が著作権について深く勉強され、状況によっては建設的な提案のできる常識人であると信ずる。彼らがMiAUを通じて活動家に転じたのは、まさに岸氏が指摘するような「現行著作権法の抜改正がすぐにはできない」という絶望の中で、権利者の代弁をする論客は数多あれど、ネット利用者を代弁する論客はいないではないか、否ブログスフィアには数多いるのかも知れないが平場に出てきていないではないか、という問題意識からであろう。 彼らが絶望の上で利用者としてのポジショントークを意図的に演じている以上、彼らに権利者への「思いやり」を期待するのは筋違いだ。そして最終的に現行著作権法の抜改正、例えばフェアユースの導入による事前規制から事後紛争解決への転換を志向するにしても、諸外国をみても例がなく、新たな既得権益として制度改革を阻害する虞の

    絶望の果てに - 雑種路線でいこう
    elm200
    elm200 2007/11/27
    力作。基本的に同意。僕にはこれほどの文章を書く力はないが、リファレンスとして使わせてもらいます。
  • 至言「そもそもネットって訴えられるもの」 - 雑種路線でいこう

    はてブで読めるところがまた面白いんだが、これって著作権法的にどうなんだろう。魚拓をしらみつぶしに消すことは現実的じゃないし、活字媒体と違ってネット媒体で記事を取り下げるというのは、却ってアテンションを高める点で、記事を取り下げて欲しい関係者にとっては残酷だ。この記事も取り下げられたことで、却ってアテンションを高めてしまう訳だ。 普通こんな赤裸々なやりとりって、記者が自己規制して記事にしないよね。よくデスクを通ったよな。日経の記者が平場で率直な質問をしたことにも驚いたが。いうまでもなくひろゆきの問題は訴えられていること自体よりは、裁判で賠償命令が出ても払わなければいいという彼の主張が反社会的だということだ。けれども彼の姿勢が社会で幅広く受け入れられていることこそミステリアスで研究の価値がある。 星正道氏(日経済新聞社): 裁判問題を解決していただかないと、日経新聞でひろゆきさんをご紹介でき

    至言「そもそもネットって訴えられるもの」 - 雑種路線でいこう
    elm200
    elm200 2007/11/21
    いいこと言った。
  • 転換期を生き抜く術 -『ウェブ時代をゆく』を読んで - 雑種路線でいこう

    そうか僕が「雑種路線」という言葉で表現したかった何かは、書でいうところの「けものみち」だったかと腑に落ちた。これまで漠然と属人的にしか語ることのできなかった時代の転換期を生きる知恵のようなものが、精緻に言語化されている。IT産業に身を置くひと、これからIT業界を志すひとに限らず、これからの時代を生き抜く上で誰もが得るところのあるではないか。 「けものみち」という誰にとっても現実的な新しい生き方の智恵を示した上で、自分に合った「けものみち」を模索するための「ロールモデル思考法」という方法論にまでブレークダウンしているところが特に秀逸といえる。コンサルタントとしてIT社会で起こっている変革を、噛み砕いて説き起こしてきた著者の面目躍如といったところか。 書を読んで僕を含めて多くのヒトが勇気づけられただろう。これから就職活動をする学生は特に、何となく憧れから有名企業や羽振りのいい業界ばかり受

    転換期を生き抜く術 -『ウェブ時代をゆく』を読んで - 雑種路線でいこう
    elm200
    elm200 2007/11/19
    いいね。明るくさわやかなエントリ。僕も独立してから同じようなことを感じた。