開発環境を構築したり、ツールを導入したりするのに、パッケージ管理システムはよく使われる。よく目にするものでも、Homebrew・yum・apt-get・npm・pip・gem...などいろいろある。 パッケージ管理システムはエンジニアを面倒な作業から開放してくれる。コマンドひとつで、オンラインからパッケージを探せて、ダウンロードでき(リポジトリの機能)、パッケージを追加したり削除したりもできる(インストーラの機能)。さらに、パッケージに必要な別のパッケージを同時にインストールしてくれる(依存関係解決機能)。たとえば、Ubuntuでhttpieが欲しいと思ったら、次のコマンドを打ってしばらく待てば使えるようになる。 パッケージ管理システムとしてのDocker ところで、話題のツールにDockerがある。Dockerはインフラ構築の文脈で、開発環境や本番サーバのプロビジョニングして配置するよう