今回は、Wacomのペンタブレットを、BeagleBoard上のAndroidで利用出来るようにする。 使用するタブレットは、FAVOという自宅にずっと放置されていた古いモデル: タブレットのLinux向けのドライバは、Web上で公開されているので、これを上手く利用してAndroid向けのドライバを作成する事にする。 WacomタブレットのLinux向けドライバ Wacomのペンタブレットデバイスは、W8001というチップセットを内部で使用しているらしく、このチップセット向けのLinuxデバイスドライバのソースは、Web上で公開されている。 SourceForgeで公開されている、WacomタブレットのLinux向けドライバのWebページから、適切なカーネルバージョンのドライバソースを取得する。 今回は、2.6.26〜2.6.36向けのドライバソースであるinput-wacomを利用する。